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あるきっかけから始まる奉仕・社会貢献

210711_Earthquake_00
あるきっかけから始まる奉仕・社会貢献
 
今日(7/11)朝のNHK番組 桂文珍とサンドウィッチマンの対談からです。
 
お笑いで今やトップとも言えるサンドウィッチマンマンが、
大変胸打つ話をしていたので取り上げたいと思います。
 
話しは遡って東日本大震災の当日、
彼らは東北でのレギュラー番組の撮影のため、
宮城県気仙沼市を訪れていたそうです。
地震発生の2011年3月11日午後2時46分は、
撮影がちょうど休憩に入ったところで、
そこに突然の凄まじい揺れを体験したそうです。
 
彼らがいた海沿いは30分以内には10mを超える津波が来るとの情報が入り、
スタッフの迅速な対応で安波山にたどり着いたそうです。
その後に彼らが目にした光景、気仙沼に押し寄せた非日常的な
津波の存在を目の当たりにすることになります。
昼間にロケをしていた気仙沼の町は火の海になっていたそうです。
ロケに来てくれたお客さんにも亡くなった方がいたそうです。
 → 逃げ方を間違うと死んでしまう、そんな状況だったそうです。
 
彼らが凄いのは、番組中で言っていた言葉に
 
自分たちは生かされたと思いました、
  だから東北のために何かしなくてはいけない!」、
 
そう思ったそうです。
 
そんな経験がサンドウィッチマンが芸人人生を懸けた
奉仕・社会貢献的な決断に繋がったそうです。
 
自身のキャリア軸に「奉仕・社会貢献」を置く方がいます。
このきっかけがこう言った大きな災害である場合も少なくないようです。
彼らの貢献は広く知られていますが、詳細に調べてみると
例えば義援金の立ち上げ、被災日後の東京で
『東北魂義援金』立ち上げの記者会見を行っています。
 
テレビ局スタッフの適切な対応もあり、
(ここにも感謝の気持ちがにじみ出ていたのが彼らの愛されキャラ?)
地獄の気仙沼から生きて帰れたからこそ、
震災の当事者として伝えることを「使命」と感じたそうです。
 
実は彼らの活動はこの震災の話に限定されません。
他にもいろいろな社会貢献に携わっています。
その一つで特に印象的な活動がNHKの「病院ラジオ」、
彼らが(重度な病気にかかっている方が入院する)病院に出向き、
2日間限定のラジオ局を開設、収録を行う番組です。
→ ネットでも見られるので、機会があれば見ていただきたい!
 
特設ブースに入院患者やその家族らをゲストとして迎え、
病魔と闘う現状を赤裸々に語ってもらい、
心の底からの本音を吐き出してもらう企画です。
ちょっと感動モノ、涙をそそられる場面すらあります。
 
今日のサンドの話を聴いてですが(なるほど感)、
初めから奉仕・社会貢献への適性を認識できていない人も、
あるきっかけで変わることがある、
そして、他の職適正を併せ持つ人もいるのだと再認識できました。
自分に最適なキャリアは必ずしも一つではない場合もあるようです。
 
 社会に貢献する仕事、
  それはどんな仕事であっても派生する可能性がある!
 
お笑いと言う、対局のような仕事においてでも
志ひとつで社会貢献できることがあるわけです。
 
追伸、彼らのとった行動が「売名行為」と批判され、
悩んだ末に彼らがここまでやり抜いたことも
忘れないでいてあげてください。
 
 
2021年07月11日 09:10

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