定年格差
(郡山史郎著 / 青春新書インテリジェンス)
人生長くなるとこれまでにない悩みが生じます、それが「年齢」
アラカン(来年60歳)の小生ですので、ここに書かれていることは
会社における定年前の自身への扱い方からも実感できます。
歳をとると、個人の能力や仕事の内容ではなく、
(たいしたことはできていないにしても、笑)
一律年齢で切られてしまいます。
年齢を重ねることをこれほどまでに否定的に捉える日本社会
定年延長なんて企業も嫌々やらされているだけ?
→ 法令で決まったからしょうがない、やっているふりをしよう!
それが分かってしまう我々アラカンも辛いですよね?
若い人に道を譲ることに異論はないのですが、
とにかくいきなり隅っこに持っていかれてしまうサラリーマンの悲哀
年齢的な処遇にはちょっと満足できないと言うか、
これで生きがいを感じて働きなさいと言うのは、
やっていることと言っていることに大きなギャップがありすぎ?
→ ダブルバインドの具体例ではないか?
給料は60歳までは補償するので静かにしておいて!
でも、お給料を頂くのであれば、それ相応の仕事をして成果を返すのが当たり前なのに、
多くのシニアがお金だけで黙っていられるかと言えば、そうではないように思います。
そんなところまでを鑑みて、筆者は定年後に生じる心理的な側面も含めて
「定年格差」と言う言葉を使っているようです。
数少ない定年格差を乗り切った人に共通しているところは、
・仕事を選り好みしない
・給料の高さに拘らない
・ワクワクすることを軸にする
→ お金よりやりがい重視、心的側面を重視する生き方 だそうです。
確かにそうなのですが、給料面は最低基準を持たないと
生活にも支障が出るので、それは避けたいところです。
定年格差を乗り切る10の条件
1.「働く=幸せ」だと認識する
2.過去を捨てる
3.「痛い目」にあう覚悟を持つ
4.「なんでもやります」を口癖にする
5.「好き」「得意」を掘り下げる
6.準備は早ければ早いほど良い
7.コミュニケーションとITのスキルは磨き続ける
8.求人サイト、人材紹介会社をあてにしない
→ これはその通りだと思います、結局は食い物にされるだけ
9.改めてマナーに気を配る
10.働く先を1つに絞らない
これからどこまでの覚悟ができるか、気持ちを整理していきたいと思います(苦笑)。
2021年09月09日 09:57
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