定年後リアル
今日(11/26)の日経新聞、特集
『人生100年の羅針盤』からです。
定年後のリアルについての具体例が列記されており、
見たくない現実を突きつけられた印象です。
日経の指摘と、小生の考える問題を併せて列記します。
1.退職金の受け取り方、
『一括方式』 か 『年金方式』 か?
→ 受け取る金額的には、特別な税制による控除が大きい
一括受け取り方式の方が得なようですが、
将来的な枯渇が危惧されているようです?
→ いずれにしても、退職金がもらえる人は幸せだと思います。
最近は退職金なしの会社も増えています。
2.70歳までの医療費自己負担
定年退職後の健康保険は4つの選択肢がある。
年齢を重ねると、最後は医者にかかることは多くなるので、
この点が最も深刻な問題のように思っています。
『勤め先の健康保険に加入』
→ フルタイムで働く(雇用延長、転職が対象)
『それまでの健康保険を任意継続』
→ 2年間加入できるが全額自己負担
初年度は現状の2倍の金額になるのでかなりの負担額に
『国民健康保険に加入』
→ 退職前の所得水準が反映されるので初年度は高額
→ 保険料は市区町村に確認する
『家族の健康保険の扶養家族になる』
→ 年収180万円以下(年金支給額含む)
→ 引退する場合のみに相当、実質的には現実的ではない!
3.老後資金の使い方
大前提は10万円/月の資金取り崩し
課題は『医療費』、『介護費用』、
家があったとしても『居住費』→ 固定資産税、光熱費は積み上がる
日経紙面では退職金からの取り崩しで資金減をシミュレーションしていますが、
退職金がほとんどない小職にとっては、
これまでの貯蓄が全てとなります(涙)。
→ 住宅ローンの完済と子供の教育費を定年までに終えておくのが必須、
直近は子育てが遅くなる家庭も多く、定年後も子供の学費で
苦労する人は多いようです。 → 我が家は子育て終了!
資金運用をすればよいのですが、
ここには基本 『リスク』 があるので、
運用しても減る場合を想定する必要があると思います。
→ 株は負けっぱなし(笑)!
4.延びる寿命の捉え方
何歳まで生きるかが大きな思考ポイントになります。
100歳まで生きられるのが良いのか悪いのか?
→ 長生きすればするほど費用は積算されるので
その間の貯蓄を大きくする必要があります。
5.デジタルアーカイブの取り扱い
今書いているこのブログは、自身が死んだ後にどうなるのだろうか?
死ぬ前にすべてのアーカイブを漏れなく消すことは実質無理?
世の中は死んだ人の情報が残っても困りませんが、
いつもでも残ったらどうなるのか? → 分かりませんね!
いろいろ考えると死ぬに死ねない?
そんな気分になっている今日この頃です。
2021年11月26日 20:32
投稿されたコメントはありません