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想い出多き、ジャストシステムの一太郎

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ジャストシステムの一太郎
 
今月(2022年3月)の日経新聞 『私の履歴書』 はジャストシステム創設者の 浮川和宣 さん、奥さんの初子さんと共に 『一太郎』 を世に送り出した、我々中年世代には知らない人がいないくらい(?)、有名な方、偉大な方ではないかと思います。
 
 過去を思い起こしたいと思います。
 
一太郎: 日本語ワープロソフト(漢字変換ソフトはATOK)。
学生時代の浮川和宣氏が教えていた、その後病死した受け持ちの中学生が
「太朗」君だったとのこと、加えて「太郎」が日本男子を代表的する名前であり、
「太郎よ、日本一になれ」という思いが込められているそうです。

  1985年8月28日「jX-WORD太郎」の後継製品で「一太郎」発売
 
一太郎との出会いは1985年、なんと今から37年前です。大学時代の研究室で、卒論を手書きするか、一太郎で打つか、悩んだ末に一太郎を使うことにしました。
 → この時代、手書きの卒論は珍しくありませんでした。
 
何故悩んだか、簡単なことでPCが学生に潤沢に与えられておらず、個人で買うにしてもPCは高価で、簡単には使えなかったからです。要はPCが取り合いになっていることで、使う時間の制約から最後までたどり着けるかに不安があったからです。
 
夜中も含め、学生間で譲り合う等、けんかすることなくうまくシェアできたことで無事に卒論を一太郎を使って書き上げたのが既に37年も前であったことを思い起こすと、今の時代との違いに驚きます。 → 少しくらい不便な方が良いかも?
 
さて、ちょうどこのころ、日本語ワープロと言えば管理工学研究所 『松』 が大きなシェアを確保しており、『松』を使うか、『一太郎』を使うか、この点でも意見が分かれていたように思います(指導教官は『松』を使われていました)。ただ、理系の我々にとってはMS-DOSベースの一太郎が圧倒的に使いやすかったことに加えて、価格も安かったので、知らないうちに『松』は消えて行ったように思います。 → 修論を書く頃(2年後)には『一太郎=標準』になっていました。
 
同じ研究室にソフトが強かった方がおられまして、一太郎をRAMに乗せるバージョンにマイナーチェンジしてくれたので、使いやすい環境が当時の大学院生レベルでもできました。
 → これをしないと、漢字変換ごとにフロッピーを読みこむので
   文字変換に時間がかかりすぎて使いづらかったです。
 
その後徐々に、MS-WORDに変わってしまい、現状の一太郎、もしくはATOKと言った方が良いかもしれませんが、あまり接点が無くなっていきますが、実は官公庁では未だにATOKは使われているのに少し驚いています(ここ1年ですが)。
 
話しを戻して、今月は浮川さんの一太郎談議が日経新聞で読めると言うことで大変楽しみです。
ナイスですよね、日経新聞のこの人選、本当にうれしいですね!


 
 
2022年03月05日 10:54

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