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理不尽と闘うために必要なお金

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理不尽と闘うために必要なお金

今日の日経新聞,私の履歴書からです.今月(2019年5月)は脚本家の橋田寿賀子さん,あの大物脚本家にも苦労した時代があることを驚きで読んでいます.それにしてもです,さすが脚本家,読んでいてとても面白い文章が書けていることに感心します.自分もこうありたいものです(苦笑).

さて,今日(5/17)の回顧は結婚に至る経緯を面白おかしくまとめておられます.ご主人は4歳年下,残念ながら既に他界されていますが,夫婦仲はよく,亡くなられた際の落ち込みは大きかったと(初回回顧より,涙).

さて,橋田寿賀子さんが結婚するに至った経緯は,橋田さんの一目ぼれ,とは言ってもそれだけではなくいろいろと結婚メリットを計算した背景がつづられていました.

当時ご主人となられる岩崎嘉一さんはTBS社員で,結構な給料をもらっていると推察されたようです.

「結婚したら生活は安定するし,
夫の給料袋の後ろ盾があれば理不尽な横やりとも戦える.」

この文面は響きましたね!

人間社会,組織に所属すると,この理不尽とどう戦うか,会社から給料をもらっていると,理不尽なことでも従うしかなく,それが戦意を失うことに繋がり,人はどんどん萎えていくわけです.だから出世したもの勝ち,出世出来なかった人はお金に縛られて言われたことをやるしかなくなるのです.

その理不尽に耐えることも給料の高い低いに依り対応が変わります.給料がそれなりにもらえてしまうと耐えることができますが,安い給料だとその理不尽に従うことはありません.
→ どうせやすい給料なら職環境を変えて気分一新しよう!

要は,世の中はお金によるところがここにもあると言うこと!

給料のレベルが理不尽への抵抗力の強弱を決めるわけです.その理不尽に耐えるべき対価としての賃金,その基準は個人ごとに違うと思いますが,その基準を下回った時が組織を離れる時なのでしょうね?

 
2019年05月17日 07:01

コメント一覧

  • 理不尽に勝つ

    世の中は理不尽だらけ、全く同感です😑

    和泉茂一 2019年05月17日 09:07

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