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パーソナルモビリティ

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パーソナルモビリティ
 
今日の話は最先端技術を用いたこれからの製品について、その製品は 「パーソナルモビリティ」、昔の表現を使うと 「電動車椅子」 です。実は仕事の関係で知った製品なのですがその商品コンセプトが素晴らしい、感動モノです。是非、製造社のサイトを見て頂きたいです。下記サイトの開発者のストーリーはなかなかの読みごたえです。
 
WHILL / Persopnal Mobility
 
これからの高齢社会、すべての人がお世話になる製品では? そんな完成度の高い 「高齢化の移動手段」
タイプは2つあります。
 
WHILL Model F
273,000円(非課税) ← 税金がかかりません!
メーカー希望価格 ※送料調整費別
介護保険適応なし、歩道での走行可能/免許不要
障害者認定の方はレンタルもできるそうです(障害者等級によりますが、3,000円/月~)。
 
WHILL Model C2
近距離モビリティ|次世代型電動車椅子
※免許不要/歩道での走行可能
購入:487,000円(非課税) ← 税金がかかりません!
レンタル:月額14,800円(非課税)
 
昨日(7/29)、仕事を定時に早々に終えて試乗ができる有楽町のビッグカメラ(都内でもここ限定の展示のようです)まで足を運びました。細々と商品を見ていると定員さんが、
 
『試乗しますか?』 → 『勿論!』
 
と言うことで、どちらのモデルにも試乗させていただきました。乗り心地の良さはほんと感動モノで、電動で16km(公称:20km)の走行が可能です。
高級感があるタイプが C2
コンパクトに折りたためて使い勝手の良い F
 
少し前だったら、おそらく100万円では買えなかった製品だと思います。そのくらい完成度が高いです。これからの時代に人を幸福に導く製品コンセプトとはこういった視点からの製品開発が必要だと思います。来週にはこの製品の開発担当の方とお話しできることになっており、大変楽しみにしています!
 
2022年07月30日 10:54

上司は部下の鏡たれ!

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上司は部下の鏡たれ!
 
今日(6/21)の日経新聞、私の履歴書は正直言って感動しました。久しぶりに朝から快感と言うか、仕事は『仕事の本質に取り組む真の気持ち』が大切と言うことです。
 
今朝のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』でも、昔の悪い日本企業(上司との関係性)の典型が描かれていましたが、まさにこの視点は今なお残る日本企業のネックかもしれません?それは組織がそのトップの考え方で変わる、そう実感しました。
 → 若い人の言葉をしっかり受け止める、これも大事!
 
話しを戻して今朝の日経新聞、住友林業最高顧問の矢野龍さんの話しです。今ではビジネス順調の住林住宅部門の立て直しについてです。木材ビジネスを軌道に乗せた住友林業はその派生事業として、一般住宅ビジネスにも手を広げましたが、あまり評判が良くなかったようで、新聞に手痛く酷評されます。その体たらくの根源は現場の問題として具現化していたのですが、その背景に部門のトップのかかわり方があったようです。
 
リーダーシップ不足
 
専務だった矢野さんが取締役会で立て直しを提案すると、直ぐに住宅本部長の辞令が出たそうです。
 → この判断も会社として素晴らしい!
   だから住友林業の今がある、そんな感想ですね。
 
そしてどこの会社でもあると思います(?)が、社内の過度な忖度、現場社員の目線が顧客ではなく上司に向いてしまい、社内政治に奔走する組織の体たらくがそこにあります。
 → こうなると組織は腐敗します。
 
本部長が来たら夜の宴席、観光、帰りのお土産現場の視察は観光に行くための理由付けでしかなく、会社の機能はどんどん損なわれます(腐敗する?)。
 
自身の経験においても、こんな現場を見たことがあります。本部長が来ると取り巻きの子会社役員クラスが一般社員との会話を遮り、何を言ってもやたらニヤニヤ(いつも怒鳴ってばかりの馬鹿な役員が)、夜は宴席、何で会社はこうなるんだろうと思ったことは幾度かありました。そういった職場(事業部)は早々に衰退、でもその管轄役員は次の部署に行って、また次の部署を衰退させてしまう悪循環に入ります。
 → 会社は基本出世したもの勝ち、
   ぺいぺいはなんともしようがない(苦笑)
   → であれば、出世しないといけない(さらに苦笑)
 
ただ、そんな自身の経験の中に、住林の矢野さんのような方がおられました。もう定年され会社を去られていますが、その方が現場を回ってくれたことで猛烈に仕事のやる気を誘発される、40代の自分が猛烈に仕事をしたのはその方がおられてからと言っても過言ではない、そんな心から尊敬できる方でした。
 
その方は常務取締役になっても現場を回られました。それも驚くことに予告をせずに世界中の現場に行かれて、そこの部長連中と話をするのではなく、好んで現場社員と話をしてくれました。
 → こんな役員、これまでにお会いしたことが無かった!
 
現場を根本から良くしたいと言う気持ちがひしひしと伝わる、それが快感でした(笑)。やる気を駆り立てられました。
 
話しを再度戻しますが、『住林の家』が、何故ある時期こんなに良くなったのか? 実に不思議に思う時期がありましたが、こう言った背景があったことを知り、非常に納得した次第です。
 
上司は部下の鏡たれ!
 
役職に就いた人は偉くなったのではなく、重要な役割を担っただけであることを認識し、その役割を最大限まっとうしなければならないことを認識する、そしてその責務を全身全霊で遂行する、これを徹底頂きたいと常日頃思っています。
 
役員になると偉くなった、そう錯覚する方が意外に多い? そうじゃないのだよ、接待されるために役員になったわけではないのだよ、そこは誤解のないようにしていただきたいですよね!
 → 出世できなかった定年前一般社員のボヤキです(笑)!


 
 
2022年06月21日 09:31

想い出多き、ジャストシステムの一太郎

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ジャストシステムの一太郎
 
今月(2022年3月)の日経新聞 『私の履歴書』 はジャストシステム創設者の 浮川和宣 さん、奥さんの初子さんと共に 『一太郎』 を世に送り出した、我々中年世代には知らない人がいないくらい(?)、有名な方、偉大な方ではないかと思います。
 
 過去を思い起こしたいと思います。
 
一太郎: 日本語ワープロソフト(漢字変換ソフトはATOK)。
学生時代の浮川和宣氏が教えていた、その後病死した受け持ちの中学生が
「太朗」君だったとのこと、加えて「太郎」が日本男子を代表的する名前であり、
「太郎よ、日本一になれ」という思いが込められているそうです。

  1985年8月28日「jX-WORD太郎」の後継製品で「一太郎」発売
 
一太郎との出会いは1985年、なんと今から37年前です。大学時代の研究室で、卒論を手書きするか、一太郎で打つか、悩んだ末に一太郎を使うことにしました。
 → この時代、手書きの卒論は珍しくありませんでした。
 
何故悩んだか、簡単なことでPCが学生に潤沢に与えられておらず、個人で買うにしてもPCは高価で、簡単には使えなかったからです。要はPCが取り合いになっていることで、使う時間の制約から最後までたどり着けるかに不安があったからです。
 
夜中も含め、学生間で譲り合う等、けんかすることなくうまくシェアできたことで無事に卒論を一太郎を使って書き上げたのが既に37年も前であったことを思い起こすと、今の時代との違いに驚きます。 → 少しくらい不便な方が良いかも?
 
さて、ちょうどこのころ、日本語ワープロと言えば管理工学研究所 『松』 が大きなシェアを確保しており、『松』を使うか、『一太郎』を使うか、この点でも意見が分かれていたように思います(指導教官は『松』を使われていました)。ただ、理系の我々にとってはMS-DOSベースの一太郎が圧倒的に使いやすかったことに加えて、価格も安かったので、知らないうちに『松』は消えて行ったように思います。 → 修論を書く頃(2年後)には『一太郎=標準』になっていました。
 
同じ研究室にソフトが強かった方がおられまして、一太郎をRAMに乗せるバージョンにマイナーチェンジしてくれたので、使いやすい環境が当時の大学院生レベルでもできました。
 → これをしないと、漢字変換ごとにフロッピーを読みこむので
   文字変換に時間がかかりすぎて使いづらかったです。
 
その後徐々に、MS-WORDに変わってしまい、現状の一太郎、もしくはATOKと言った方が良いかもしれませんが、あまり接点が無くなっていきますが、実は官公庁では未だにATOKは使われているのに少し驚いています(ここ1年ですが)。
 
話しを戻して、今月は浮川さんの一太郎談議が日経新聞で読めると言うことで大変楽しみです。
ナイスですよね、日経新聞のこの人選、本当にうれしいですね!


 
 
2022年03月05日 10:54

社会科学系の学会に参加して思った自然科学系との違い

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社会科学系の学会に参加して思った自然科学系との違い
 
10月に何年ぶりでしょうか、分からないくらい久しぶりに社会科学系の国内学会に参加しました。
 → 学会の要職は一橋大学の先生方
 
これまで、研究会には幾度か参加機会がありましたが、学会ともなると参加費が高いわりに聞きたい発表も少なく、コスパが悪いので積極的に参加する気になれない、そんなネガティブな想いで遠くから見ていました。
 
ところが昨今、自身の仕事環境が変わり、4月から国の研究機関に出向となったので、これまでのようなビジネス面の仕事とはかかわりが無くなり、その反対にアカデミックとは言えないまでも、仕事で学会に参加できる立場になったので、学会参加費も職場持ちなので久方ぶりに参加してみました。
 → これが結構高いので驚きますが、自腹ではないので(笑)
 
その感想、本日(11/30)の日経新聞 『教育』 のコラムで
早稲田大学商学部教授でらした恩蔵直人先生の述べられている
 
学会、世界で競争不可避に
尋問社会科学分野、大きな転機

 
問題提起: 若手養成する場、衰退招く恐れ
 
ここに書かれていることと全く同意でした!
一言で言うと、残念な現状を見たように感じています。
 
古い話で僭越ですが、自身が理系のアカデミックなところに軸足があった頃の自然科学系は物理を基本とするユニバーサルな世界共通の事例を扱うことが多く(と言うか、それが当たり前)、ここに日本特有の事例は出にくいという特徴がありました。加えて全世界に情報発信するので、論文は英語が当たり前、日本語で書いた論文は成果として認められない(英語論文のおまけ?)、そんな認識が小職の若い頃の持っていた率直な印象です。
 
これに対して、人文社会科学系は地域性が色濃く出て、日本の研究者が米国を背景とした社会科学を論文にすることは少なく、併せて日本語で国内限定での発信に偏っているように感じています。日本の事例なんて、世界では誰も注目しない? そんな世界では注目されない日本の事例を日本語で論文にしてもおそらく誰も読まないと思います。日本人ですら読まない?
 
米国の事例であれば別(米国は世界の中心なので)ですが、日本の特殊な事例なんて、世界のアカデミックな世界に生きる方々は何の興味も示さないのは当たり前だと思います。
 
その結果、国内学会の発表件数が減少、元々査読すらされない発表なので質は高くないようですが、更に質は下がり、聞いていて面白くもなんともない発表ばかり、大学の先生でもこんなにしょうもない発表をするのだ?そんな負のループに陥っているように感じました(失礼多謝)。
 
恩蔵先生が最後に書かれているひとこと、日本が科学立国を目指すのであれば必達な視点であり、国はこう言った視点で研究や教育の立て直しをやるべきだと思いました。
 
<恩蔵先生のまとめの言葉>

大学のグローバル化を意識した教育改革を進める中、研究成果と密接に結びついている学会の在り方について健闘すべき段階に来ている。
 
社説のまとめには
国内学会の衰退を招きかねないと問題提起しています。
 
 
2021年11月30日 11:30

不正問題で揺れる日本のモノづくり、その原因は?

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不正問題で揺れる日本のモノづくり、その原因は?
 
今日(7/7)の日経新聞から、連日の話題になっていますです。
日本のモノづくり文化に一石を投じる大きな問題です。
 
昨今の新聞紙面を賑わせている三菱電機の不正検査問題は、あらましが新聞紙面に多々露出しているので詳細は不要かもしれませんが、三菱電機が強いセグメントである鉄道車両向け機器における問題で、顧客との取り交わしを無視した独自の検査を自己判断で35年以上継続していたと言う検査内容改ざんです。
 
これまでにも多くの会社で露呈した問題であり、
 
 三菱電機でも またやったか
 
そんな受け取り方です。
 
直近では日産自動車の検査無資格者による検査断行
 → 言い分は、資格が無くても的確な判断はできる
 → ISO認証企業の視点からはNG、でもそれ以前は当たり前?
 
神戸製鋼の検査結果(検査証明書)の改ざん
 → 顧客が納得していればとの「特別採用(トクサイ)」での容認
 → トクサイ なんて、どこの企業でもやっています
 
三菱電機は既に常習犯であり、
 → 2018年 子会社での仕様不適合ゴムの出荷
   2019年 子会社での強度不測の鋳鉄製品出荷
   2020年 半導体を規格通りの検査をせず出荷
欧州現地基準を満たさない車載ラジオ受信機を出荷
   2021年 安全認証を受けない樹脂を使用した電気制御部品の出荷
 
こう言った背景を加味すると、いわゆる「現状規格」に対するルール通りには出荷はできないと言えるように思います。日経新聞では、3つの視点を指摘しています。
 
品質への過信
 → 不正問題での社長コメントは常に「安全には問題ありません!」
 → 逆に言えば、「現状のやり方で問題ないので心配しないで」
 → 顧客からの検査や規格は「的外れでは?」、そう言っている。
 
組織防衛風土
 → 社内の本質を、監査と言って入ってきた外部の人に
   全てを見せる、正直に話す人がどれほどいるのか?
 → 指摘されたら嘘は付けないので言うかもしれないけれど
   自分からどの程度積極的に話すかですね? 言うかな?
 → もし言ってしまったら、どこの会社でも袋叩きです。
 
工場の老朽化
 → 設備が古いので人員に負担がかかり、顧客の言うことを
   真に受けてやっていられない現実、現場の本音、
 → 顧客交渉(規格を決める)する人と物を作る人は別、
   作る側が納得できずにモノづくりをすればどうなるのか?
 
 これらを鑑みて思うに、
 
 日本の会社でなくても、(世界中)どこでもやっている現実では?
 その事実が外に出るかでないか、その違いだけが不正問題でたたかれる企業とそうでない企業の差でしかない?
 
 モノづくりにどこまで本音を織り込めるか、それだけではないのか?
 
顧客が言っていることが的外れな規格要求で、製造側は 「それは合理的ではない、仕様変更すべきでは?」、「変更案をこう考えるが受け入れてもらえないのか?」、その話し合いが不足しているだけのように思います。
 
メーカーが製品を顧客にオファーする場合、顧客が的外れなオーバースペックを主張、あり得ない規格要求する場合は少なくありません(実体験から)。勿論、議論の末に必要だと判断したら受け入れる(特に安全関連の仕様)
 → 顧客と約束したら大変でも絶対にやる、
   その大変な事態になったことは規格を決めた本人が
   現場に納得してもらえるようにしっかり説明する。
 
でも、そうでない場合はその必要が無いことを顧客に理解してもらい、規格を見直してもらう、その作業を抜きにして現場に押し付けるから、現場に手抜きをされてしまう、検査を仕様通りにしてもらえないわけです。
 → 問題の根幹に現場が納得していない事実もあるように思います。
 
 結論として、コミュニケーション不足 だと言うことです!
 
顧客の言うことが全てでは無く(的外れな場合は議論する)、作る側も納得できるように話し合うべきで、その結果決まったことは実直にやる、周りを説得してやらせる!
 
現代人は議論する、話し合う習慣を減らしており(ネット社会の問題)、それが昔から今の中で変わっていく文化に追従できていないことが大きな問題だと感じています。
 
 でも最後に、検査結果の改残はだめです!
 約束したのであればやるのが 道理 です!
  → できないことは約束しない!


 
 
2021年07月06日 17:20

ビジネスモデル  vs.  経営理論

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ゼロから作るビジネスモデル vs. 世界標準の経営理論
 
早稲田大学在学中の恩師である井上達彦教授と,早稲田大学ビジネススクールのホープである入山章栄教授,このお二人の対談が2回に渡り,東洋経済オンラインに掲載されています.非常に興味深い内容で,ご紹介したいと思います.
 
<1回目>
日本と「世界の経営学」がこんなにも違う理由
 「大学で教える経営学」は本当に役に立つのか
 → 何故日本が経営学の分野で遅れを取り戻せないのか?
 
https://toyokeizai.net/articles/-/346557?display=b
 
 
<2回目>
世界の経営理論に「ビジネスモデル」がない理由
 持続的繁栄には「センスメイキング」が不可欠
 → 入山教授著書,p.416『センスメイキング理論』に詳述
 
https://toyokeizai.net/articles/-/346559
 
 
実学重視でビジネスモデルを社会に役立てたいとの思いが強い井上教授と,理論重視での汎用性から広い分野に貢献を目指す入山教授,一見方向性が違うように思えましたが,対談をよく読むと実は違う方法ですが,同じ方向を目指しているような印象を持ちました.
 
要は役立つ経営学としての社会貢献です.意識レベルの高いお二人にはついていけていませんが,少しでも知識を吸収したいと思いますね!
 
 井上教授の著書 『ゼロからつくるビジネスモデル』 → 516ページ

 
入山教授の著書 『世界標準の経営理論』 → 820ページ
 
 
共に名著です.読む価値あります!
 
2020年05月20日 20:25

世界標準の経営理論

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感動の1冊,世界標準の経営理論
 (入山章栄著/ダイヤモンド社)

 
世界初,経営学理論体系をまとめたバイブルと言えるように思いました!
 
手にしてみるとその重みと厚み,そして内容に圧倒される書籍です.
この書籍は凄いです! 筆者の「世界初」発言は過大ではない?
 
今まで経営学における理論体系をパートごとに抜き出したものはありました.
 
お勧めは戦略論におけるミンツバーグ(Henry Mintzberg
「戦略サファリ」(第2版訳が2012年12月21日 に発売されています)
  → 結構しっかり読み込みました!

 → 理論体系からの説明になっていないこと,
   加えて,理論とフレームワークの混在があり,
   学問分野の根幹をなす部分かrの体系的な説明ができていない?


入山氏の書籍は Mintzbergを越えている と思います.


ポイントは 「理論」 と 「現象」 の厳格な識別にあります.
現象は Why には答えてくれませんが,理論派普遍性があり,
応用範囲が広くなると説明されています.
 
 現象ドリブン → 無数に存在(限定部分のみを説明)
 
 理論ドリブン → 標準理論は30程度(根幹の説明に繋がる)

  理論 → 現象の思考軸 で経営学を学ぶことが効率的であるとの主張です.

 
併せて,理論の根幹は3つ
 → 経済学,心理学,社会学(これらにはマクロとミクロな視点がある)
 
最近読むことが多くなったキャリア理論の捉え方として,
根幹は心理学にあり,社会学の理論を重ねているので,
経営学に比較すると経済学の根幹が薄い(?),

そう捉えると学問体系の繋がりと広がりを理解できるように思いました.

 
ビジネスパーソン,企業経営者,そして経営学を学ぶ学生
そして経営学の研究者も本書籍は読む価値大いにあります.

実は,経営学とは関連のないキャリア理論を学ぶ方にも
有益な示唆があると思いました(→ マクロ・ミクロ心理学).

 


 
2020年05月16日 20:08

連休が終わるまで,自宅待機を原則に!

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コロナウィルスの感染拡大は人類への警告か?
 
今日(4/18)の日経新聞,Deep Insight に興味深い社説が掲載されていました.
 
 経済は 『遊び』  自粛を糧に
 
日経新聞編集委員の中村直文氏の言葉では
 
 『誤解を恐れずに言うと,経済はほぼ遊びでできているのだ!』
 
人類が遊動生活から定住生活に移行するための3つの課題,以下を解決することが必要とされたそうです.
 
  • ごみ捨て
  • トイレ
  • 退屈の回避 → 楽しみが無いと,人は共同体の秩序を守れない?
 
つまり,退屈しのぎに一役を買う商品やサービスが消費や経済活動をけん引してきたということです.そういわれると,自身のこれまでを振り返ると納得です.
 
小学生の時に初めてカラーテレビに遭遇
 → それまでは白黒テレビ,カラーでなくても情報は拾える.
 
大学時代にビデオデッキによる個人の録画が可能に
 → 拡販の起爆剤はアダルトビデオの普及
 
会社に入って2年目に発売された携帯電話
 → 固定電話が当たり前だった過去,街には公衆電話が設置されていた.
 → その場しのぎが当たり前になった携帯端末の活用方法,
   それが故に何事ともしっかり決めないまま当日へ
 
拡張し続ける通信回線,注目される5Gへの道
 → 通信網に乗る情報はバラエティーの動画配信
 
新製品が出てもときめかない昨今
 → いつでも買える感,モノ余りのデフレ社会
   断捨離なる言葉までが出てきてしまった?
 
この結果,我々が直近経験するのは異常気象,天災との遭遇です.これは人の経済活動で地球環境を汚した結果でもあり,CO2排出量が極めて多くなったことによる地球温暖化.これは人の欲求,娯楽嗜好が招いた天災と言っても良いかもしれません.このまま人の欲求を満たすための経済活動を続けさせれば,地球は汚れるばかりと神様は人による経済活動を止めようとコロナウィルスを世に出したのかもしれません?
 
少なくとも,人間は犠牲が無ければ危機を感じない,強制力をはたらかせるには恐怖が必要な生き物のようです.これが他の動物とは異なるところかもしれません?
 
コロナウィルスの感染拡大は人類の危機かもしれませんが,これによって人の娯楽のための経済活動が停滞します.見方によっては,人以外の視点からは地球環境を守る絶好に機会に繋がっているようにも感じました.
 
仮に,経済活動の根幹が『遊び』であるなら,それを一時期我慢することはできるはずです.であれば,少しの期間くらい,遊びに基づく経済活動くらいは自粛することはできるはずです.
 → 生活必需の活動はその限りではないという事!
 
コロナウィルスの感染問題に先は見えないのですが,人間の生き死に関わる基本生活に制約を受けていないのであれば,ここは耐えるべきだ,そう思った次第です!医療関係者や,我々の生活基盤を支える仕事をされている方々のご苦労をありがたく頂戴することを前提に,そうでない場合は,長くは続かないこの時期を耐えるべきだと思った次第です!

 皆さん,不急不要の外出はこらえましょう!
 
 
2020年04月18日 10:36

内定辞退率の情報提供問題

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リクナビの内定辞退率予測を利用していた企業一覧が紙面に!
 
今日(12/5)の山梨日日新聞からです.
 
 内定辞退率 利用側も指導
  個人情報保護委員会 トヨタなど37社
 
厚労省も職業安定法に基づく行政指導をしているとのことです.行政指導を受けた企業の一覧が出ています.
 
アフラック生命保険,太陽生命保険,大和総研,りそな銀行
イオンファイナンシャルサービス,YKK,レオパレス21
三菱商事,三菱電機,京セラ,東京エレクトロン
トヨタ自動車,アイシンAW,デンソー,デンソーテクノ
本田技研工業,ビッグモーター
アスパーク,メイテック,リクルート,ソライズエンジニアリング
NTT COMウェア,NTTファシリティーズ,富士ソフト
コロワイド,ワールドインテック,三和,遊楽
JFEスチール,大同特殊鋼,住友電装,東海理化
テクノプロ・エンジニアリング,テクノプロ・デザイン
その他非公開3社(データを受けていないとしている)
 
同意なく提供された学生の人数:26,060人
 
法律に直接抵触しているわけではないものの,今回の件は企業倫理の問題であり,その判断は実に難しいと思います.
 
ネット社会の怖さを痛感する事例でもありますが,ネットの普及がここまで進んでしまうとネットを使わないわけにはいかないので,学生側としては腹をくくるか,別の手段を考えるかの2つに1つですね!
 
ただ,今回の件で不安を感じている学生は就活生の中でも企業が欲しがるトップクラスです.
 → 企業側からすると来てほしいと考える学生
 
そもそも最終選考に残らない学生は蚊帳の外なわけで,そういった視点を加味して,企業と学生の駆け引きが新たなフェーズに
入ってきたとも言えるように思います.採る方も,採られる方も真剣勝負,就職は人生の大きな転機ですので!
 
 
2019年12月05日 06:07

尊敬できる会社の社風,何が起源なんだろうか?

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尊敬できる会社の社風
 
今月(2019年12月)の日経新聞私の履歴書はTDKの元会長,澤部肇氏です.今日(12/1)は執筆初日,その書きっぷりにも引き付けられるものがあります(笑).
 
勿論,下端の小生が澤部さんにお会いすることは無かったわけですが,TDKという会社との付き合いは深かった時期があり,仕事で4年くらいお付き合いをしました.
 → 毎月数回,佐久の工場と東京本社に足繁くお邪魔していました.
 
 その時の印象が, 『尊敬できる会社』 でした.
 
何がそう感じさせるのかははっきり分かりませんが,たくさんの会社と付き合う中で,雰囲気の違いが会社毎にあるのは間違いないように思います.TDKの社風がそう感じさせるのかもしれません.現在執筆活動中の次の新刊は,この「社風」を取り上げてみようと,悪戦苦闘しているところです.なかなか文章をまとめにくかったのですが,ちょうどこの機会に,TDKの社風についても取り上げたいと思いました.

 尊敬できる会社の社風はどこから来るのかです!
 
対局的に,威圧的な会社は誰が来ても威圧的,時にはどちらがお客なのだろうと思わずにはいられない,そんな会社がある中で,TDKとのお付き合いは違いました.当時は自身の方がサプライヤー側であったものの,対等な目線で一緒になって議論していただいた担当技術者,事業企画の方(実は後でわかった話ですが,大学の後輩でした),最終的な仕事的にはうまくいきませんでしたが,結果はさておき,今なおよい印象ばかりの会社です.
 
今月の私の履歴書,どんなことが語られるのか,とても楽しみです!
 → 写真の澤部さん,若く見えますね!
 
 
2019年12月01日 06:22