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リカレント教育に関わる国の支援制度が充実!

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リカレント教育に関わる国の支援制度が充実!
 
明日(10/1)から半年間、リカレント教育プログラムのコンサルタントとして、キャリア支援の実務に携わることになります。
 → この仕事を頂けるまでに約10年かかっています。
   自身のリカレント教育も形になるまでには時間がかかりました。
 
実務として担当させて頂くのは初めてで、厚労省サイトで現在その勉強中です。かつて(キャリコンの資格を取得したのが5年前)と比較すると、キャリア支援の在り方やキャリコンの立ち位置、そして一番驚いた「教育訓練給付制度」が大きく進化していることです。
 
教育訓練給付制度(厚生労働省URL)
 
簡単に説明すると、厚生労働大臣の指定を受けた教育訓練を受講・修了すれば、自己費用の一部が教育訓練給付金として支給される制度です。
 
自身の経験で言うと、産業カウンセラー、キャリアカウンセラーの資格取得の際、自己負担の2割を支給していただき、ありがたく感じていましたが、今ではさらに進んで、訓練の種類が3つもあり、教育のレベルに応じた給付が設定されており、支給額も格段に上がっています。
 
<厚労省サイトより抜粋>

専門実践教育訓練
(一番ハイレベル、大学院での教育狙いなど)

・特に労働者の中長期的キャリア形成に資する教育訓練が対象。
・受講費用の50%(年間上限40万円)が訓練受講中6か月ごとに支給
・資格取得等をし、かつ訓練修了後1年以内に雇用保険の被保険者として雇用された場合は、
 受講費用の20%(年間上限16万円)が追加で支給。→ 成功報酬
・失業状態にある方が初めて専門実践教育訓練(通信制、夜間制を除く)を受講する場合、
 受講開始時に45歳未満であるなど一定の要件を満たせば、別途、教育訓練支援給付金が支給
 
特定一般教育訓練(転職狙いの即効性講座向け)
・特に労働者の速やかな再就職及び早期のキャリア形成に資する教育訓練が対象
・受講費用の40%(上限20万円)が訓練修了後に支給
 
一般教育訓練(比較的容易)
・その他の雇用の安定・就職の促進に資する教育訓練が対象
・受講費用の20%(上限10万円)が訓練修了後に支給


細々した受給要件等は厚労省のサイトを見ていただきたいのですが、基本は雇用保険の支払期限が3年以上あればおおよその人は受給対象に該当します。 → 従って、知らないと損をする 話でもあります。
 
実は、今回のキャリコン業務での大事なポイントに「ジョブカード」の作成支援があります。
 
このジョブカード制度は発足当初全く見向きもされず、活用の方向性さえ見えなかったのですが、厚労省サイトのe-Learning を受けて驚いたことに、  → 本当は驚いてはいけない、知っていて当然の話しかも?
 
専門実践教育訓練 と 特定一般教育訓練 では、支給要件にジョブカードの提出が義務付けられているようで、これではやらざるを得ない状況が出来上がっていたわけです。それが故に、ジョブカードの作成支援が必達業務となっているようで、業務前にしっかり勉強しておいて良かったです。
 
ジョブカードの詳細は下記サイトにあり、
 
ジョブカード制度
 
Web上で書くこともできれば、ソフトをダウンロードする方法や、昔ながらの紙に書く方法(書類はPDFでダウンロード)と3通り用意されているので、受講者への配慮はそれなりにされています。
 
自分自身もリカレント教育の真っただ中で、受講生のお役に立てるのかはなんとも言えませんが、半年間で何とかモノにできる水準に仕上げていきたいと思います。これはつまりクライエントに満足いただけるカウンセリングを意味し、そのために頑張りたいと思っています。
 
 
2021年09月30日 20:32

<受講無料>中長期的なキャリア形成を支援するためのキャリアコンサルタント向け研修

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<受講無料> 令和3年度 厚生労働省委託事業
中長期的なキャリア形成を支援するためのキャリアコンサルタント向け研修
 
もし皆さん役に立てばと思い情報共有します。
昨日(9/25)、現在活動中の筑波大学の事務局の方から
下記サイトの有益な情報を頂きました。
 
中長期的なキャリア形成を支援するためのキャリアコンサルタント向け研修
https://kunren-careerconsultant.mhlw.go.jp/
 
サイト運営は大原学園が厚生労働省から委託されているようです。
 
キャリコン資格を活用したいと思われる方は、
受講してみてはと思います。
 
小職は本日(9/26)申し込みました。
 
60歳以降のセカンドキャリアの構築は
準備にそれなりの期間を要します。→ 悪戦苦闘!
 → 40代後半からいろいろやっていますが、10年程度は準備期間?
 
自分では気づいていない情報(世間の動き)を
いろいろと教えていただける機会を得られることに
コミュニティの方々には感謝ですね!
 
 
2021年09月26日 09:27

JCDA_キャリアコンサルタントの資格更新時期に考える!

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JCDA_キャリアコンサルタントの資格更新時期に考える!
 
早いもので、2016年に取得したJCDA_キャリアコンサルタント資格が
5年目の更新を迎えました。
 
資格取得にはかなりてこずった?
と言いましょうか、面接試験は一度落とされています。
これが結構難しくて、どうすれば通るのか、手探りで何とか(汗)!
 
当時の記録(自分のブログ)を読み返してみると、
合格はぎりぎりの 「C」 普通レベルです(涙)。
合格したのでありがたいことですが、
今もまだまだの自分ですが、当時は更にまだまだだったようです。
 
継続的な自己研鑽大切と言うことで、
昨年、半年間かけて筑波大学のカウンセリングプログラムを受講しました。
この受講料もそれなりの費用が掛かりますが、
内容的には価値あるもので、満足させていただきました。
そこで感じたのは、上には上があると言うことです。
現状に満足せずに、もう少し勉強しなければと思う今日この頃です。
 
話しは変わって、
JCDAの資格は国家資格とは別に更新手続きをしなければなりません。
費用も二重にかかってしまいます。でもこの資格は確保必須です。
国家資格は先に更新手続き済です。

 
最近話題に上っている教職員資格の10年更新ですが
近々無くなるとのことで、これに比べると
キャリコンの資格も5年更新はあまりにも大変、
せめて10年に延ばしてもらえないかと思います(汗)。
 → できればなくなることがありがたいですね!
 
また、これらとは別に
キャリアコンサルティング技能士 と言う資格もあり、
これはかなり難しいと聞いていますが、
採ったとしても職が保証されるわけではありません。
 
実は来年、産業カウンセラーの資格更新もあり、
更新しようかどうか迷っています。
最近あまり役立っていない資格なので、放棄してもいいか?
 → 2017年に更新プログラムを受講していますが、
   その講習内容は1日ビデオを見せるだけと言った手抜き、
   費用はそれなりにかかっているので、ちょっといただけない?
 
受講者の満足度を考えないと、
会員はどんどん抜けて行ってしまいますよと言いたい!
 
 資格の維持は何やかやとお金がかかりすぎます(涙)。
 
 
2021年08月24日 23:06

カウンセリングスタイル(具体例から考える)

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カウンセリングスタイル(具体例から考える)
 
はじめて出会う心理学(改訂版、有斐閣アルマ)第9章 カウンセリングと心理法(心の危機を乗り越える)を読み直して、面白い設問があったので紹介します。
 → これでカウンセラー気質が自己評価できるかもしれません?
 
あなたはカウンセラー、以下のようなクライアント(29歳女性)が訪ねてきて話しだします。
あなたは話を聴き、そしてどのような言葉を発するでしょうか?
 
<クライエント>
私は一人でいるのが怖いのです。とても怖いのです。
自殺するのではないかと思うほどです。
実際に自殺はないのですが、とても憂鬱になってしまいます。
外出もできません。医者に行っても診断を受けるのが怖くて、
がんだと診断されてしまうのではと更に心配になってしまいます。
なんとかならないでしょうか?
 
<回答(1)>
あなたの恐怖心は別にして、がんではないかと思った徴候はありますか?
 
<回答(2)>
そんなに恐怖心に襲われてしまうのなら、いつでも私に電話してください。
私と話をしましょう。相談室でも、私の自宅でも、訪ねて来てください。
話しをすれば冷静になれると思います。
 
<回答(3)>
この恐怖をもう少し追求して見れば、あなたが考えているほど
現実的ではないことが分かるかもしれません。
あなたを何が抑圧し、罪悪感を持たせているか、
私はあなたが自分自身に罰を与えているように思います。
 
<回答(4)>
そんな恐怖感を持たれているのですね、それで一人でいることも怖いのですね。
 


【傾向分析(1)】 総括
意外と言うか、カウンセリングを勉強すると普通かもしれません、
カウンセラーの多くは回答(4)を選ぶ方が多いように思います。
カウンセリングを特に意識していない方は、まずは回答(4)を
選ばないと思います。カウンセリングを学ぶ前の自分と今を比較すると
そのあたりは明確だと思います。
 
<回答(1)> 診断的態度 
具体的な問題に着目し、まずは「がん」と言う言葉を拾うことで、
問題解決の糸口を具体化しようとします。
理系のかつての自分はこの選択をします。
ロジカルな対応を考える場合に相当します。
 
<回答(2)> 支持的態度
相手に親身に寄り添い、安心感を与えようとします。
性善説に基づく一般的な思考からは、この答えが多いようにもいます。
ただ、どこまで親身になれるかは、カウンセリングの理論が無い場合
個人的感情に基づく好き嫌いが出てしまうので難しい?
自身が好意を持てるクライエントであるか否かで
対応が変わるように思います。
 
<回答(3)> 解釈的態度
ちょっと極端な例ですが、心理学を学んでいる場合にあり得る選択肢です。
心理学を学んだ方ならばすぐに気づくでしょうけれど、
フロイトの精神分析的考察であることが分かります。
 
<回答(4)>理解的態度
これはかなり極端な例ですが、
カウンセリングにおけるロジャーズの理論、
傾聴をベースとしたかかわり方の基本になります。
 

 
【傾向分析(2)】 理論的考察
この設問は結構面白いなと思います。
個々人のバックグラウンドに依存して対応が極端に変わり、
その変化は個人の学習履歴に依存することがとても興味深いわけです。
カウンセリング理論やその他代表的な治療法と対応付けて考察してみます。
 
<回答(1)> 診断的態度 → (循環器系含む)医者的反応
特定の理論と言うよりは、現実思考(モダニズム的発想)でしょうか?
仮にクライエントが本当(?)にがんだとすれば、
カウンセラーは医者にリファーしなければならない案件です。
ただ、本当にクライエントががんを予想しているのであれば、
まずは最初に循環器系の医者を訪ねると思いますので、
必ずしも的確な対応とは言えないので
その場の判断にゆだねられるところが大きいように思います。
 
<回答(2)>支持的態度 → マイクロカウンセリングで言う積極技法?
感情に関わる接し方だと思われ、
カウンセリング基礎ではあまり推奨されないやり方だと思います。
ただ、発展形になると、場合によっては許されますが、
かなりの熟練を要する対応と言えます。
時間と場所(時にはフィー設定も必要)を決めて、
インフォームド・コンセントの設定どおりに従うのであれば、
この選択は選ぶべきではないと思います。
特にカウンセラーが男性であれば 「私の自宅」はNGですね!

<回答(3)>解釈的態度 → 精神分析、精神療法
フロイトの精神分析では、クライエントに現在の心理的状態を伝えて、
それを認識させることから意識と無意識の境界線を探索
「防衛機制」を解明し、これを治療の具体的手法に繋げていくわけです。
ただ、最近ではあまりやられていないように思います。
 
<回答(4)>理解的態度 → 来談者中心療法
カウンセリングの基礎に相当し、まずは「聴くこと」から初めて、
クレイエントの自己実現を手助けすることを優先します。
カウンセリングでは答えを与えることを目的とせず、
クライエントの支援を優先した手法に相当します。
 
 
今さらですが、こういった事例を読み返すことで、
多くを知らされ、色々なところからの気づきを感じます。
 
 
2021年07月22日 12:41

キャリアコンサルタント国家資格の更新、お済ですか?

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キャリアコンサルタント 国家資格の更新手続きが完了(ホッ)
 
これが結構ストレスでしたが、更新のための講習も先週末に終え、
無事、講習修了書を入手、これを
 
 キャリアコンサルタントWebサイト 登録サイトの
  マイページに登録 しました。
 
登録手数料は 8,000円、ネットでのカード決済で済ませました。
ありがたいのは全てがネット処理でクローズしていること、
郵送も必要なく審査結果が4週間程度で届くことになっています。
 → 問題ないとは思いますが?
 
 更新審査結果のご案内メールは4週間程度要します。
 (審査に係る時間は時期・状況、申請書類の量によって延びる場合があります。)
 
ご参考までに、更新手続きの要領をまとめておきます。
これから手続きされる場合の参考にしてください。
 
<手続きの進め方>
  • まずは更新に必要な講座を受講、この修了書を入手する。
    知識講習:時間以上
    技術講習:時間以上(業務や技能士資格取得で免除項目あり)
  • キャリアコンサルタントサイトに自身のマイページを開設

    https://careerconsultant.mhlw.go.jp/n/modify.html
     
  • 登録サイトに講座修了書と申請書類を貼り付けると、更新手続きに進める。
    申請書類はマイページの登録情報から自動で作られます。
    比較的よくできたシステムだと思いました!
  • 申請書類と手数料支払いを行い手続き完了、審査結果を待つ。
 
確認しながらやっていると、操作が遅いこともあり、それなりの時間を要します。
→ カードのパスワードを探したり、情報の確認をしたり、
   思っていた以上に時間がかかります。
 
とりあえず、資格消失の危機を乗り越えたか(?)と思っていますが、
登録書が手元に届くまで、もうしばらく時間がかかるようです。
 
また、これとは別にJCDA(日本キャリア開発協会)の資格更新も必要です。
更新ポイントは別試算ですが、余裕があるので、この後手続きを行う予定です。
それにしても、5年の資格有効期間は長いようであっという間、
月日の経過が早く感じてしまいます(汗)。
 
 
2021年06月18日 11:07

国家資格のキャリアコンサルタント、5年目の更新講習(3)

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定年前に振り返る、過去と未来のライフイベント
 
さて、今回の資格更新講習を取り上げるのは3日目、今日(5/18)のテーマは 
マーク・サビカスの「ナラティブカウンセリング」 キャリア構築論として有名です。
一言で言うと、自分の生きてきた軌跡を物語調に振り返り、
そこに自分なりの意味付けを行うというものです。
 → 過去の教訓に基づいて現在の行動を考える。
 → 現在から過去の考え方や捉え方を再構築する。
 → 今後に向けた達成すべき目標を確認できればよしとする!
 
ここでいつも書かされるのが 「ライフラインチャート」です。
 → 年代ごとのイベントで、印象に残ることを描き出し、
   そのキーワードやエピソードを振り返るワークです。
 
年代ごとの区分けに自身の描き出したイベント数を並べてみると
 0~12歳(出生~小学校) :2イベント
 13~18歳(中学・高校) :2イベント
 19~22歳(大学・専門学校・社会人) :2イベント
 23~29歳(社会人①) :2イベント → 就職と結婚
 30~39歳(社会人②) :5イベント → 子供が生まれる、転職
 40~49歳(社会人③) :3イベント
 50~59歳(社会人④) :3イベント → 現在進行中で記憶が鮮明
 60歳以降(社会人⑤)→ 将来の夢、定年延長の期待はなし?
 
何度も書かされている「ライフラインチャート」ですが、書くたびに新たな気づきがあります。
 
最初に書いたのが40代前半、これは会社で受けた最初のキャリアビジョン研修でした。
その時は50歳以降が未来で、結構いろいろと書けたように記憶しています。
 → 当時は将来の夢を語る(?)、現在は過去が大多数です。
 → 還暦を前にして60歳以降を描こうとしましたが、
   夢の部分が無くなっている(?)のか意外に書けない(涙)?
 
以前に比較して書きにくかったシート作成ですが、無理くりにも書いてみると、
ひとつひとつのイベント(ミクロナラティブ)が次に繋がっていたことが分かりました。
30代のイベント、息子・娘が生まれ、仕事も面白く、
34歳の時に仕事の成果をまとめて学位を頂いたので、
それを持って転職2回、でも結局は転職先に夢なんてなく、
辞める前の職場が一番良かったように思えます。
 → 今だから言える回顧録(結果論でしかないマクロナラティブ)

この離職に繋がる個々のイベントがマイクロナラティブだとすると、
2回目の転職に繋がることでの今がある、これがマクロナラティブになる?
 → 今こうして、ブログを綴っている今がマクロなストーリーということです。
 
30代のイベントの多さにも改めて気づきました。
 → 今とは違いめちゃくちゃ忙しかったのですね!
 → 昔に比べると、今は余裕があるように思います。
 → 将来に向けた夢もあり、希望もあった(過去の思いですが)。
 → がむしゃらにできた、若さはやっぱり素晴らしかった(笑)。
 
これに意味付けを行うと、自身にとってのキャリアストーリーは
どうしても「仕事が中心」だったように思います。
 → 30代は仕事中心、このリズムが変わってきたのは40代後半でしょうか?
 
「やりがい」を見いだすことからの自己概念形成を目指していましたが、
実際にはやりがいのある仕事は見つからない、「幻想」だったように思え、
結果としては見つけられなかった(自身の努力不足、自戒の念を込めて)。
 → 天職には就けていない印象ですね!
 
時代の変化もあり、がむしゃらに働く時代は既に終焉しています。
還暦を前にしてその次が見つかっていない、そんな自身のナラティブに気づかせてくれた
期待以上に有益なワークだったように思いました。
 
この本講習は6月のネットでの受講を予定しています。
費用もそれなりですので、しっかり学びたいと思います。
 
 
2021年05月18日 20:43

国家資格のキャリアコンサルタント、5年目の更新講習(2)

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定年前に振り返る、人生の後半戦に突入している現実(汗)
 
今日(5/17)のお題は 
ドナルド・E・スーパーのおなじみ「ライフキャリア・レインボー」です。
これはキャリア教育では定番、いつも出てくるお題ですが、
何度聞いても良くできていると感心させられます。
 
キャリア(ヒトの人生と広義に捉えて良い)を
ライフステージ(キャリアの長さ)と
ライフロール(キャリアの幅)に分類して説明しています。
 
ライフキャリア・レインボーは、
典型的な人生のステージと役割(ロール)を虹に例えて示したものです。
 
 
ライフステージ(局面、キャリアの長さ):
人生の局面を大きく5つに区分け、早年は朝日が昇るイメージ、
これが45歳くらいで人生のピークを迎え、晩年に夕日が暮れます。
 → なので図柄が半円形で描かれています。

特に第3期以降で、長寿化の影響を受けて変わりつつあります。
 
第1期:成長期(0~15歳) 幼年期、成人に至る第一段階、自己概念形成期
第2期:探索期(16~25歳) 仕事に就くことで社会に出ていく時期
第3期:確率期(26~45歳) 職に対しても脂がのる、人生の核と言える時期
第4期:維持期(46~65歳) 人生後半戦を迎える成熟した時期、退職準備も
第5期:下降期(66~??歳) 職中心から離れ、余暇や家族中心に移行する時期
 
第1期にある『自己概念(self-concept)』は、
職に就くにあたって中核をなす人の心にある信念のようなもので、
スーパーの言葉では自身についての知覚が統合され、組織化されたものと説かれています。
 
ライフロール(役割、キャリアの幅):
人生におけるヒトの役割を6つに分類しています。
ライフステージに応じた役割がありますが、これも長寿化で変わっています。
 
例えば、生まれてから子供であることは親が死ぬまで変わりありませんが、
就職するまでの子供の立ち位置と親の介護をする子供の立ち位置では、
その役割(ライフロール)は大きく異なります。
 
また、『職業人』と『余暇』に相当する部分は、
これからの長い人生において大きく変化していく部分です。
 → 何歳まで働くか、余暇の比率は年齢に応じてどう変わるか?
 
息子・娘(子供):親との関係性を有する期間、親が亡くなることで終焉
学生:学びの期間(大学卒業までの教育期間や研修期間、生涯教育も含まれる)
余暇:楽しみに相当する部分、特に老後の生活に相当すると考えられていた期間
市民:社会的な奉仕に携わる期間
職業人:仕事に就く期間、仕事を通して自己実現できる期間でもある
ホームメーカー:家庭を持ち、配偶者や家族との関係性を持つ期間
 
ライフステージやライフロールはこれまでは、
個人によって大きく変わりにくいと言われていました。
典型(ロールモデル)があったと言うことです。
 
例えば、20歳代で結婚、30歳前後で子供ができて家庭中心になりつつ、
仕事が忙しく責任も重くなり、その両立に悩むのが一般的な人生の通過点でした。
 → 結婚して一人前と見てもらえる?
 
ところが最近では結婚するかしないかも本人次第、
必ずしも就職せずにフリーランスとして働く人も増えています。
仕事よりもプライベート優先は今や当たり前です。
これらは人の寿命が延びたことに加えて、
人の価値観の変化がもたらした結果ですが、
変化の背景はさておき、変化している事実は間違いありません。
 
自分を振り返っても全くそんな環境に曝されています。
変化せずには生きていけない、これをワークで改めて実感します。
毎度毎度のワークですが、書くたびに思うのは、
人生後半戦に間違いなく足を深く踏み入れている事実です。
 → 将来の部分がどんどん書けなくなっているということです(涙)!
 
 
2021年05月17日 20:56

国家資格のキャリアコンサルタント、5年目の更新講習(1)

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定年前に振り返る、偶然が起点となった我が人生
 
キャリコンの更新講習をネットで受講しています。
今日(5/16)のお題は 計画的偶発性 でおなじみの ジョン・クルンボルツの理論 です。
 → 5年ほど前は Planned Happenstance Theory と習いましたが、
 → ただ、この命名は共同研究者のミッチェルだったそうで、命名権の所在でもめた結果(?)、
   現在では Happenstance Learning Theory と呼び名を変えています。
 
この考え方は革新的、キャリア教育の定番と言える理論になっています。
ところがです、研修を受けて初めて知りましたが、
「偶然」 を 理論体系にすることは学問的には受け入れがたく、
 → 邪道だと言われたそうです?
理論発案当初は多くのキャリア理論の大家から総スカンを受けたそうです。
これを体系化するためのクルンボルツ先生のご苦労は相当のモノだったようで、
その苦労が故に生まれた納得度の高い理論とも言えるのです。
 
苦労した理論設立背景だけあって、我々の腹落ち感、理論の納得感はかなり高いように感じられます。
 → 直感的に理解できるのがこの理論の凄さですね!
学問の世界で当たり前の納得感を実現することはかなり難しいことだとも改めて認識できます。
 
さて、クルンボルツ先生の理論は 「社会的学習理論」 が根幹にあります。
これはバンデューラによって提唱された「モデリング」に端を発します。
 
彼は長年続いた行動理論的な 刺激と反応パラダイム に限界を感じ、
 
「人間の思考と感情と行動は直接経験と同様に観察によっても著しく影響される。」
 
「モデリング」という観察学習から人と環境の相互作用によって行動が決定されることを主張しました。
 → 「人」「行動」「環境」の三者相互作用
 
クルンボルツ先生は、この観察学習(代理学習)の影響が
直接経験意外からも学習に影響を与え、行動に結びつけると考えました。
 → カウンセラーは職務を学習経験に結び付けるべく支援する
   そのやり方として 「行動的介入」と「認知的介入」 があり、
   それぞれ 「強化」 と 「イラショナルビリーフの打破」など
   具体的な手法が示唆されました。
 
クライエントのキャリア選択の問題は学習プロセスの問題と捉え、
カウンセラーは学習プロセスの支援を行い、時には修正する、
学習プロセスは「強化(励ましなど)」によって進められると説いています。
 
この一連のプロセスが「キャリア意思決定の社会的学習理論」です。
 Social Learning Theory of Career Decision Making
ここまでは分かりやすいのですが、
「計画的偶発性(Planned Happenstance)」にどのように繋がるか?
同じ流れだと考えればよいようで、概念的な拡張を行ったとあります。
 
つまり、予期しないイベント「偶然」を学習の機会に変えること
その機会(偶然)を引き起こすために行動すべき
その偶然を計画的に設計すべきと説いています。
 → 偶然には計画された要素が必ずどこかにあり、
   すべてが偶然の塊ではないはずだと言うこと。
   その偶然に繋がる事前の行為はあったはずで、
   その行為は計画されていたはずであり、
   これを計画された偶発性と捉えたようです。
   → イベントは計画されていたが、その事象全てが計画的ではなく
     偶発的に生じた部分があるという捉え方だとも思います。
 
加えて、未決定な状況(indecision)な状況も肯定的に捉え、
これをオープンマインドな状況としました。
 → 米国では決められない人は否定的に捉えられる逆の発想
 
簡単にまとめると、偶然を学習の機会に変えていく、
それを計画的偶発性として偶然を捉え直す、
これを意思決定の行動に繋げることができれば、
満足できるキャリア選択に繋がるというわけです。
 → 偶然が人生の転機に繋がる経験、学習の機会になったこと
   そんな過去を振り返ると、確かにあったように思います。
 
これを実現するために必要な5つの要素があげられています。
 
・好奇心:新しい学びの機会を模索する
・持続性:失敗しても努力し続ける
・柔軟性:姿勢や状況を必要に応じて変える気持ちを持つ
・楽観性:常に前向きに考える習慣
・リスクテイキング:結果を恐れず行動に繋げる姿勢
 
今回のワークに取り組み、過去を振り返ってみました。
自身における Planned Happenstance があったかですが、
間違いなく存在していました。今さらながらですが(汗)。
 → 今の会社で働いていることがPlanned Happenstanceです。
   20年以上前の話、Semicon Japanというイベントに参加しました。
   グラノベッターの「弱い繋がり」にも派生しますが、
   ちょっとした知人が予想外に尋ねてきて、予想外の話の流れが
   結局は2回目の転職に繋がりました。予想外でした(驚)。
   当初はそんな気は全くなかったのですが、今考えても不思議です。
 

6月にリモートですが講座受講予定になっています。
 
 
2021年05月16日 12:24

遊びと学びの融合 LEGO研修

201025_LEGO Serious Play_03
遊びと学びの融合 LEGO研修
 
昨日(10/25),コロナ禍では久しぶりのキャリコン仲間の集いで,LEGOを用いた研修 『LEGO® SERIOUS PLAY®』 を初めて受講しました.
 
基本コンセプトは真剣に遊ぶことから遊びと学びが融合すると言うもので,仕事にも遊び要素が必要なように,自身の考えを整理する際に遊びの要素を入れることから得られるものがあるはず? ひとつの考え方だと思いました.
 
<ステップ1>
まずはレゴの使い方を教えていただきます.意外に簡単そうで難しいのがブロックの組み立て方とパーツの選び方です.種類(大型小型)も色も,たくさんあります.
 
<ステップ2>
簡単なお題から,主旨に応じてレゴを組み立てます.最初に頂いたお題が 『最悪な職場』 でした.イメージを形にする練習から始めます.
 
<ステップ3>
お題をいくつかやった後に最終テーマに繋げます.最終テーマは少し込み入ったものになっており 『私の使命』,ここは時間を長めにとって仕上げていきます(15分→20分).
 
<ステップ4>
最後のテーマを参加者で班を構成,作ったブロックから共通理念と言うか,参加者全員がキャリコン資格を持つ経験豊富な方ばかりですので,その思いの繋がりを探ります.そして,班でまとめた考えを代表者が発表して会が終わります.それなりにこじつけられる結論ですが,何故だかフローはでき上がっていた印象ですね.
 
ポイントは,『仕事にも遊び心から学べることがある?』, 仕事も楽しめないと斬新な発想が生まれない,そんな明日へのヒントは頂けたかもしれません.
 
2020年10月26日 06:17

第14回キャリアコンサルタント試験の合格発表

200419_Counselor_14B
第14回キャリアコンサルタント試験の合格発表
 
試験結果が金曜日(4/17)に発表されました.
 
 https://www.jcda-careerex.org/result.html
 
今回の第14回は小生が養成講座のスタッフ,甲府クラスを担当した関係上,試験結果が気になるところでした.
                                 
 皆さん,お疲れさま!
 
なかなか全員が合格とはいきませんので,結果は皆さんそれぞれかと? 合格された方もおられますが半分程度(全体で),惜しくもどちらか(筆記 or 実技)の試験を落とされた方も,気分一新,次のステージに向けて頑張ってください!
 
次回はコロナウィルスの影響で試験が11月と一回分繰り延べされているので,気分的には重いのですが,継続して勉強していただきたいと思います.大切なことは資格を取得することではなく,資格を取ってからどう活かせるか,資格の使い方が大事だと思います.
 
結果の良し悪しはさておき(いつかは試験に通ると思いますので,気長にいきましょう!),カウンセラーとしての今後を考える機会に繋げていただければと思います!
 
 
2020年04月19日 10:54