経験代謝での 『意味の実現』
3年ぶりにキャリアコンサルタント養成講座を受講しています.
→ 受講生ではなく,講座の運営スタッフとして参画
昨日(9/1)の講座では 『経験代謝』 の説明がありました.受講生にとってはすべてが新しい話ばかりですが,JCDA会員での活動を展開している我々にとっては変更点が気になるところで,経験代謝も進化しています.
ご存知の方も多いと思いますが,経験代謝の概念が導入されたのが2009年と意外に最近で,提唱者のJCDA立野会長が執筆されている『経験代謝によるカウンセリング』では我々が受講生として講座で教えていただいたものから変化している部分があります.
それが 意味の実現 の部分
なかなか文章では書ききれないのですが,これまでの『経験の再現』 からその経験に基づく自己概念に対して,『意味の出現』 を抽出,そこから意味を良い形として実現し,自身のより良いキャリア成長のための 『意味の実現』 とする,具体的な活動に繋げるイメージでしょうか,新たな矢印が1本追加されています.教科書の修正は次のバージョンだそうですが,レジメでは新たな表現に改定,立野会長の著書を反映する形に進化しています.この図はしっくりきます.
その他にもポイントはいくつかあり,立野会長の著書では図の特徴として 『人』 と 『経験』 が分離されていることを以前受講した研究会で立野会長からご説明いただきました.
→ 主観の客観視(それを経験を材料に具現化,難しい?)
この点については,講師からの説明はありませんでした.
→ いきなりは難しいので,養成講座では割愛しているのかもしれません?
常に進化し続ける理論体系は,学び続ける必要があることを改めて実感させていただけます.
ほんとうに,勉強になります!
2019年09月02日 06:55