信楽安心院
しがらきあじむ オフィシャルサイト

キャリアコンサルティング研究所
 

生産性改善,業務効率を上げるお手伝い
職場改善と働き方,キャリアを考えるサイト 

  • Title_36
  • Title_37
  • Title_38

HOMEブログページ ≫ セカンドキャリア ≫

ブログページ

高齢者に厳しい日本の雇用状況

230922_Restra_01
高齢者に厳しい日本の雇用状況
 
今日(9/22)のNHK朝のニュースからです。
 
キオクシア(旧東芝メモリ)早期退職募集を労組に提案
 
キオクシアホールディングス(旧東芝メモリ)が、労働組合に早期希望退職者の募集を提案したそうです(9/21)。親会社の東芝は非上場化でTOBが成立しており、会社存続の大きな節目にあることは明らかです。
 
そんな状況下でのリストラ、対象は中高年(56歳以上の正社員)になります。募集開始時期は未定、募集人数は設定していないそうです。
 → 若い人は対象にならない、若い人に辞めてもらっては困ると言うメッセージ?
 
ここ最近はスマホも売れなくなってきたので半導体メモリの市況悪化で業績が低迷につながり、組織としての経営体制を立て直すには人員の効率化が必要と判断したそうです。それ出来られる対象がいつもながらの中高年となります。
 
こう言った報道を耳にすると本当に寂しい気分になります。自分が切られる対象の年齢であることもありますが、変わってしまった日本の雇用環境への残念な気持ち。以前の日本にあったとされる優しさやいたわりの気持ちが消えているように感じています。日本やアジアの文化として、年長者を敬う気持ちが過去にはあったように思いますが、今では年配者は単に邪魔者としての扱いしか受けられていないような感じがしています。
 
勿論、早期退職者には退職金が増額されるのですが、であれば同じお金を使うのであるとすると、経験者に会社に残ってもらえる術を模索しても良いように思います。 → 実際にはこれが難しいのだと思います。
 
会社は若い人の発想で動かす方が良いとは思うし、その方針に沿った施策は必要だと思うものの、年配者は一律会社を去ってもらう方が会社としては良い、お金を積んでの若返りが最良の策とされる昨今のリストラはやっぱり抵抗感がありますね。
 
日本は年齢で一律何でも決め過ぎているように思います。少しでいいので、個人の力量ややる気と言ったものを仕事を割り当てる際に配慮することができればやる気をなくしたシニアが少なからず活躍できるように思います。労働人口は減る一方なので、シニアの活用について、実態に即した改革が欲しいですが、
 
これは戯言なのでしょうね?
 
 
2023年09月22日 09:40

加齢対策、東京だからこそできる医者の梯子

230504_健康_01

加齢対策、東京だからこそできる医者の梯子

 
3月に入ってから左足にしびれが出ており、通勤電車の立時間が厳しくなりました。通勤は片道1時間、稀に座れることはあるのですが、ほとんどが立っているので、左足がとどんどん痛くなり、3月末にかかりつけの内科医に相談、内科医の診断ではレントゲンでは異常なし、とりあえず痛み止めを出しもらいました。ただ、薬を飲んでも全くよくならないので、別の医者に行かなければならない、と言うことで4月の在宅勤務を上手く使って再度診察してもらうことにしました。
 
さて、どこの専門医で治療を受ければいいか分からない? 早速ネット検索、『足がしびれている』で最初に出てきたのは、整形外科 と 神経科、しびれがある場合は神経科が良いとあり、早々にネット予約した神経科に向かいました。
 
その日は17:00-17:30 で予約していたので待ち時間なしで診てもらえました。問診でこれまでの経緯を説明、人間ドックの結果も併せて確認いただき、出てきたコメントは、
 
『脳神経からの症状ではありませんね。』
 
この一言にどれほど安堵したか、何故なら父親が脳卒中(くも膜下出血)で倒れていることがトラウマになっているからです。お医者さんの言葉には本当に重みがあります。では何がどう悪いのか、頂いた診断結果ですが、左足の原因は腰にあるとの結論でした。と言うことで整形外科の受診を勧められました。左足のみの痛み、腰は全く痛くないのでこの診断結果には少し驚きました。
 
神経科の診療が終わったのが18:00くらい、出来ればその日のうちに診察を終えておきたい、
 → 次の日は出勤で、以降時間が取れない?
   今日この瞬間しか医者には行けません。
 
神経科を受診直後に整形外科を探して、運よく18:30の終了時間までに受付ができました。早速診ていただき、出た診断結果が「軽度の椎間板ヘルニア」、レントゲン結果を見せていただき、脊椎も変な方向に曲がっている。放置するのは良くないとの診断、後日MRI検査となりました。早速リハビリ処置も開始いただきました。なんと夕刻から神経科と整形外科を受診して、リハビリ処置まで施していただけたことになります。
 
この素晴らしい段取り、基本はあり得ないくらいの効率の良さで、東京都内でしかできないお医者さん参りだと思います。その分治療費はかかってしまいますが、健康はお金以上に大事だと思っています。最終的な診断結果は『脊柱管狭窄症』、4月から薬での治療を継続しています(汗)。

還暦を過ぎ、歳を重ねると体のいたるところが痛んできます。こんな時、医者にかからなければなりません。東京にいる可能なお医者さんの梯子はととても便利で、やっぱり安心できますね。
 
2023年05月04日 12:34

終活の勧め、エンディングノート

221207_EndingNote_02
終活の勧め、エンディングノート
 
大学院での講義、生涯発達臨床心理学で『就活』を取り上げており、ご専門とされる方から高齢者救急の話を伺いました。なんと、大変驚いたこととして、東京23区では毎日24名以上の方が孤独死されていること、そして悲しい最後に遭遇される方が少なくないそうです。
 
その議論の中で話題に出てきたのが『エンディングノート』です。高齢になるとあれば望ましい、いろいろな意味で苦しまずに済む、それは本人であり家族であることを教えて頂きました。
 
小生も還暦を過ぎましたので、死ぬこともそれほど遠い未来ではなくなってきたので、真剣に講義を聴いていて、思いが変わってきました。

 そろそろエンディングノートを考えてみようか?

 
エンディングノートを書く意味はどこにあるのか、まずは自身が救急医療の段階にある場合から考えます。
 
仮にリアルな救急医療の場にお世話になったとして、現実的にはその時には意思表示はできないので、一般的なルールに従って処置が行われます。何らかの希望があるのであれば、そうなってからは手遅れになることが多いとされます。
 → 希望があっても言うことができないと言うことです。
   これをエンディングノートに記載、意志表示すると言うことです。
 
例えば、延命処置を受けたくないと希望していても、何らかの証拠がない限り延命処置は実行されます。家族がその旨伝えたとしても延命処理を停止するには、停止するに値する証拠が必要になり、証拠が無い場合は処置を辞めることができません。処置を辞めることは重要な判断となり、処置をする側の場当たり的な判断はできないわけです。
→ 判断を間違うと、処置を止めることが殺人罪に相当します。
 
その他にも死後に検体を希望した方は、その旨を書いておくと希望通りの配慮がなされます。
 
エンディングノートは救急医療の場で処置をされる人が自分の意見を言えなくなった状態で意思表示をするための大切な証拠になるとのことです。

死ぬ際にも、事前の準備がとても重要だと言うことです。

 
さて、エンディングノートはたくさんの商品が売られており、ランキング上位のものはかなり充実しています。
 
ハッピーライフ エンディングノート
 
いろいろな自治体でも無料配布されているようです。
 
エンディングノートを無料配布で入手する方法
 
無料でPDFダウンロードできるサイトがあります。
 
無料ダウンロードできるエンディングノート12
 
エンディングノート書く時期としては70歳まで、これ以降はいつなんどき問題が発生するかは分かりませんので、手遅れにならないように準備しておきたいと思います。
 
 
2022年12月07日 09:49

給与激減年齢を探る、民間給与実態統計調査から

221201_Fraily_03
給与激減年齢を探る、民間給与実態統計調査から
 
いろいろと調査をしている中で、公開資料として面白いものがありましたのでご紹介します。
 
国税庁の調査結果です(令和2年)。
 
最近話題の定年後の給与水準ですが、この定年をどう設定するかで違った見解となり、給与の増減も人それぞれのようです。定年を役職定年としてみた場合、役職定年後に給与水準が大きく下がるとの話があります。給与が何処から下がるのかをマクロに調べてみると、55歳以降ではなく、60歳以降が変化点のようです。
 → 役職付きでない人もたくさんいるからと推察?
 → ただ、役職を離れても給与が下がらない人も一定数存在?
 
実は55歳以降では平均すると現状維持が大多数なようで、現段階でも給与が激減するのは60歳以降となるようです。
 → 会社役員以外はほぼ全員の給与が下がる臨界点が60歳
 → ただし、男女で傾向としての違いがある。
 
男女で違いを見てみるとその差は歴然、マクロに見ると(大多数の平均傾向)、女性は20代後半以降でほとんど給与は上がっていません。にもかかわらず、60歳以降で給与が激減とは言わないまでも、男性と同様にやっぱり下がっています。
 → 現状維持にならないのが不思議?
 
20代前半までは男女の差がほとんどないのに対して、20代後半から給与水準差が出てきます。その差は50代後半まで一定に広がっています。これはまだ昔(昭和の時代から続く)の働き方が大多数で、男女平等には進んでいる現状とは言え、実態はそう言えない、厳しい現実が令和の時代にも残っていることを示しています。
 
男女平等の道のりはまだまだ長い、そんな印象でこのデータを見ている次第です。理想と現実のギャップは、こういった調査結果(根拠に元づいた定量地)からも知ることができるわけで、大変貴重なデータだと思いました。
 
2022年12月01日 16:14

自分の役職・肩書きが変わった時の考え方

220525_定年_01
自分の役職・肩書きが変わった時の考え方
 
東洋経済ON_LINE(5/24)に面白い記事がありました。まさに自身のあるべき立ち位置が書かれているようで、共感する部分が多いように感じています。
 
若者が一緒に「働きたい・働きたくない50代」の差
 
特に的確な指摘
 「自分の役職・肩書きが変わる時の捉え方」 には
 
なかなかいいことが書かれていました。まさに我々アラカン世代が持つべき覚悟が書かれています。これが意外にできていないかもしれない?
 
ポイントは、役職や責任が年齢的に逆転するとことに対して、どういった受け止め方をしているか、これが分かっているようで意外に納得できないが故に人間関係がこじれる場合が多いように思います。心理学的アプローチ、論理療法をベースに考えるとこんな整理方法があると思います。
 
<役割が若い人と逆転する場合のイラショナルビリーフ
・自分の出世が果たせなかった
・役職定年などに伴う権限を剥奪された
・自分のサラリーマン人生はもう終わりだ
 
少数派の出世し続ける方には不要な概念であり、それが故に大多数の方がこう言った 『ネガティブ感情』にはまってしまうのかもしれません?
 
<この時に持つべきラショナルビリーフ
・役割が変わっただけで降格したわけではない
  → 正しい定年の捉え方
・上司としての責任がなくなった
・人として対等な立場で接することは当たり前のこと
 
こう考えると、若い人とフラットに接することに何の抵抗も無くなります(無くなるはず?)。ただ、相手(若い人)の接し方に振られる部分もあるので必ずしも理屈通りにはいきませんが、少なくとも、我々アラカン世代がそういったスタンスで臨まない限り若い人との良い関係は築けないように思います。
 
 「年長者としてのたしなみは求められます。
 
この部分は人としてのたしなみ、礼節を重んじることは年配者の方から意識すべき点だと思います。
 
役職定年やさらには定年とそれに続く再雇用という機会を、自分にとっての自由度が増すものと捉えてみる。
 
これもラショナルビリーフとしての捉え方であり、アラカン世代も新入社員に戻った気持ちになれば良いのかもしれません?
 
ネットの普及などで生活が大きく変わったことで、シニア世代と若い世代のギャップはかつてより大きくなっているはずです。
 
まったくもって実感するところです。このギャップを無理に埋めようとせず、相手の価値観を理解しつつ善意に受け止めることが必要だと思います。
 
最近は若い方々と一緒に仕事をする機会も増えてきていますので、ここでのラショナルビリーフを意識して仕事に臨みたいと思います。
 
 
2022年05月25日 10:02

もう一度キャンパス、還暦を前にした学生生活スタート!

220409_入学式_01
もう一度キャンパス、還暦を前にした学生生活スタート!
 
昨年の8月に試験を受け、10月に何とか合格しました。
 受験者:99名、1次試験合格者:44名、最終合格者:24名、入学者数:23名
半年後の4/9が入学式になり、これから2年間の長いようで短い期間、筑波大学(人間総合科学学術院 人間総合科学研究群 カウンセリング学位プログラム)で心理学を基礎から学ぶことになります。
 
入学式では多くの説明があるはずでしたが、コロナ禍で短縮となり、書面での確認が多く、特に苦しんだのがシステム接続です。おまけにその日は親族のお通夜で神戸に行くことになり、土日がまるまる何もできなかったので、準備の遅れは最高潮となってしまいました(涙)。
 
そんなこんなで、入学式の翌週から大学生活が始まりました。
月曜日(4/11)から講義の準備説明(在校生からのガイダンス)があり、
火曜日(4/12)からは最初の講義が始まりました。
 → 履修登録は神戸に向かう新幹線の移動中に済ませて、なんとかぎりぎり…
 
最近の科目履修登録はWEB上で行うのが常、何処でもできるのは便利なようですが、やってみると試行錯誤で意外に大変です。何が一番大変かと言えばシステムの設定でして、これがいろいろたくさんありすぎて、何処から何をすればいいのか分かりません。
 
マニュアルを見ながらひとつずつ潰していく、そんな進め方です。
 → ID / PW をもらったのが土曜日で、月曜がガイダンス、
火曜日から講義開始は時間的に少し厳しいように思います(汗)。
 
メール環境を作るのはもちろん必須ですが、メールのアカウントもそれなりに貯まりにたまってきています(会社、プライベートが2つ、スマホが職場とプライベートで2台、汗)。メールアカウントをどのPCのどこに設定するかはよく考えなければなりません。セキュリティー設定の配慮も必要。
 → PCは3台(会社、出向先、プライベート)あります。
 
情報社会はありがたいのですが、苦手な人間にとってはかなり大変、特に初期設定でいつも苦戦する小生は、講義が始まってもすべての設定を終えることができず、月曜日のガイダンス案内を水曜日に受け取ったテイタラクでした。水曜日にTeams/Microsoftまでの設定を終えることができました。
 
さて、一番焦ったのが単位登録のシステム操作でした。登録科目の記号がややこしくて、同じような講義名で記号が異なる選択があり、解読に時間がかかりました。特に『0』と『O』の認識(英語のOと数字の0)間違いがありエラー連発、原因が分かるまでは冷や汗ものです。加えて、登録後の確認が1日経っての反映とのことで、これを知らずに更に焦りました(先に教えてくれればと思いましたが!)。
 
何故データが反映されないのか?
シラバスが読めない…
 
単位履修後のサイトにはAsahiNETの『manabi』というアプリが使われており、履修登録とは別にログインしなければなりませんが、『戻る』を押すと認識エラーが出てしまうようでなかなかつながりません。
 
更に悩ませられたのがマイクロソフト365のメールIDと大学のメールIDが別であり(何故、同じにできない?)、注意することが多すぎる印象です。
 
確かに、マニュアルを読めばわかるのですが、あまり優しくない教え方ですよね(涙)!
 
そんなこんなの還暦前の学生生活スタートでした。体力的にも、知力的にも耐えられるかは微妙ですが、老体にムチ打ち、なんとか乗り切りたいと思います。とは言え、これからさらに苦しい日々が続くと思います(汗)。
 
2022年04月15日 15:26

都内で考える居住地問題

220111_Tokyo_02
都内でどこに住むか?
 
もうすぐ東京に移り住んで2年になります。
 → 東京勤務になったのが2020年1月16日
   最初は日吉の寮住まい、2か月半経過後にこの世田谷に来ました。
 
これまでと最も変わったのはお金に関わる感覚だと思います。
特に居住費、東京は住むことにとてもお金がかかります。
これまでず~と田舎暮らしだったので、家内ともども
住むことに対するお金を意識してこなかったわけです。
でもここ東京は、意識せざるを得ない環境が待ち受けていました。
 
ただ当面の問題はありがたいことに回避、
東京勤務の居住場所(社宅)を会社が確保してくれており
現段階はそれほど意識しなくても良いのかもしれませんが、
それがそういかなくなる、定年が目の前に迫っています!
 
定年で会社を退くと、当然ことながら社宅は出なければなりません。
大事なことは、定年で社宅を出ると
住むところを確保しなければならないと言う事実です。
と言うことで、
 
 じゃ~、マンションでも買うか?
 
でも、そうはならない!
 
今までたくさんの無駄遣いをしたので、
手元に残っているお金はほぼ無いレベルです(汗)。
 
これが東京に住むうえでの大きな課題です。
勿論、山梨の自宅に帰ればいいとはいえ、
家内は言います、
 
一端、東京に住んでしまうと、
やっぱり東京が良い!
 
確かに、そうかもしれない?
ここまでたくさんの場所を経験しました。
 
大阪、京都、神戸、滋賀、横浜、山梨
そして今、東京にいます。
 
でも、東京に住む場所を確保できておらず、
 
この先どうするか…
 
2年くらいの内に考える必要がありますね(汗)!
 
 
2022年01月12日 15:40

謹賀新年 2022

220101_年賀_01
謹賀新年 2022
 
新しい年が明けました。
今年もよろしくお願いします。
 
年明け三が日はダラダラとやっています。
 
今年もいましばらくコロナ禍での対応に追われる日々となり、自由にやりたいことができない1年を予想していますが、徐々には普通に戻っていくように思います。
 → 在宅勤務にはかなり慣れてきた感がありますが、
   早く普通に働ける方が良いですね!
 
私事、今年はいよいよ還暦の節目となり、仕事も生活もどう切り替えていくか、具体的に次の一歩どうするか(仕事の切り替え)、それを考える必要が出て来る1年になります。
 
サラリーマン、ラインで出世できない人は歳をとるとお荷物になることを避けられない(汗)?
 → かなり多くの方が経験することだと思います。
 
自身の会社は定年が65歳に延長となっていますが、そのまま残ればよいと言った単純な話ではないようです。60歳を迎えるにあたり、雇用契約を結び直すとのことです。 → 給料は70%、ボーナスは50%になるようです。
 
ただ、収入面はあまり深刻に考えておらず、心配なのはやっぱりメンタル面でしょうか(汗)?
 
年末(12/28)に定期の上長面談がありました。現在の上司からいろいろとこれからの話はありますが、会社に残っても先の仕事はほぼ何も分からない、歳をとって会社に残ることもそう(メンタル的に)楽な話ではないですね!
 → 自分の気持ちの中で割り切れるか?  お荷物になるのは避けたいところですね!
 
60歳以降の働き方での問題は
 
 役割が無い
 
 責任が無い
 
 やりがいもない
 
そこいらへんを自分なりに解釈して、かみ砕いてどう切り替えていくかが重要と思います。
 
現在は(定年前の)出向中の身でもあり、この任期は2023年3月末(あと1年3ヵ月)、この任期中に60歳を迎えるのも複雑なところでもあります。
 
サラリーマンも後半戦となるといろいろ難しい?

単純に居残り勤務でいいや、とはなりません!
 
まぁ、今は気楽に考えていますが、今年は少しでも前向きになれる1年であることを誓いつつ、人生後半戦を乗り切るきっかけに繋げたいと思っています。
 
 
2022年01月02日 10:47

国税調査から見えてくる、不安な老後

211202_国税調査_01
不安一色の老後ですね?
 
今日から師走、1年が過ぎるのが本当に早く感じる今日この頃です。
さて、11/30 に発表された 2020年国税調査結果、のぞいてみると、老後の不安が急激に強くなってきます(汗)。
 
生産年齢人口 13.9% 減(5年前対比)
 
生産年齢人口(15~64歳)
7,508万7,865人(5年前対比:▲226万6,238人)
 → 1975年を下回る水準、豊の老後は厳しい?
 
日本の人口:1億2,614万6,099人
生産年齢人口対比:1.8% ← この数字をどう判断するか?
 
2010年代は景気回復、女性や高齢者の就労が増え、人口減を補ってきましたが、2020年以降はそれも飽和状態、人口減が生産年齢人口の減少に直接繋がっているようです。この飽和状態で少子高齢化社会、生まれる子供の数は減少して高齢者が増えるとぶら下がる人は増えて、生産年齢人口が加速度的に減少します。そうなると生産力が落ちるので、年金も減る、健康保険料も上がる、若者の力に頼った現在の社会制度が崩壊するのは時間の問題でしょう。
 
簡単に考えると、死ぬ間際まで働き続けなければならない! でも、歳を重ねると、健康に対する個人差は大きくなります。元気な人は90歳まで働けるかもしれませんが、現在の健康寿命は74.1歳(男女平均)です。
 男性:72.6歳 女性:75.5歳
 
これに対して平均寿命は
 男性:81.64歳 女性:87.74歳
 
平均寿命から健康寿命を引いた年数が不健康年齢期間(寝たきり生活)に相当します。
  男性:9.04年 女性:12.24年
 
この期間はあくまでも平均値ですが、一般的な人はこの期間(寝たきり状態)をどう乗り切るか、これを真剣に考えなければなりません。
 
更に問題はここからです!
 
一人暮らし世帯拡大
5年前から14.8%増(高齢者では5人に1人)
 
一人暮らし世帯が全体の38.0%
単身高齢者の一人暮らし: 671万6,806人(5年前対比:13.3%増)
 
高齢者の一人暮らしが増える現状は、年金だけでは暮らせない貧困世帯が増えることに繋がります。高齢者が誰かと生計を一緒にできれば、働かなくとも収入面では安心です。緊急事態にも対応が可能です。ところがひとり暮らしが増えてしまうと、貧困生活に加えて孤独死も増えるのでしょうね?
 → 老後は誰かと一緒に暮らしていたい、そう考えるのが普通ですが、
   この普通ができなくなっているのが昨今だと言うことでしょう。
 
そしてどこに住むかです、これは分かっていたことですが、
 
東京圏(東京都,神奈川県,埼玉県,千葉県)で,
全国の約3割を占める

 
コロナ禍の影響で首都圏一極集中が緩和傾向にあるかは、次の国税調査まで待つ必要があるかもしれません。とはいえ、やっぱり首都圏に人が集中しており、特に居住費にはお金がかかる、これは続きそうです。東京は便利ですが、居住費が高すぎます。
 → 今は働いているので大丈夫ですが、定年後はどうでしょう?
 
首都圏居住費に対しての年金は少なすぎるのでこのギャップをいかにして埋めていくか、これが老後における大きな課題でもあります。
 
 
2021年12月02日 19:00

定年後リアル

211126_定年リアル_01
定年後リアル
 
今日(11/26)の日経新聞、特集
 『人生100年の羅針盤』からです。
 
定年後のリアルについての具体例が列記されており、
見たくない現実を突きつけられた印象です。
日経の指摘と、小生の考える問題を併せて列記します。
 
1.退職金の受け取り方、
『一括方式』 か 『年金方式』 か?
 → 受け取る金額的には、特別な税制による控除が大きい
   一括受け取り方式の方が得なようですが、
将来的な枯渇が危惧されているようです?
   → いずれにしても、退職金がもらえる人は幸せだと思います。
     最近は退職金なしの会社も増えています。
 
 
2.70歳までの医療費自己負担
定年退職後の健康保険は4つの選択肢がある。
年齢を重ねると、最後は医者にかかることは多くなるので、
この点が最も深刻な問題のように思っています。
 
『勤め先の健康保険に加入』
 → フルタイムで働く(雇用延長、転職が対象)
 
『それまでの健康保険を任意継続』
 → 2年間加入できるが全額自己負担
   初年度は現状の2倍の金額になるのでかなりの負担額に
 
『国民健康保険に加入』
 → 退職前の所得水準が反映されるので初年度は高額
 → 保険料は市区町村に確認する
 
『家族の健康保険の扶養家族になる』
→ 年収180万円以下(年金支給額含む)
 → 引退する場合のみに相当、実質的には現実的ではない!
 
 
3.老後資金の使い方
大前提は10万円/月の資金取り崩し
課題は『医療費』、『介護費用』、
家があったとしても『居住費』→ 固定資産税、光熱費は積み上がる
 
日経紙面では退職金からの取り崩しで資金減をシミュレーションしていますが、
退職金がほとんどない小職にとっては、
これまでの貯蓄が全てとなります(涙)。
 → 住宅ローンの完済と子供の教育費を定年までに終えておくのが必須、
   直近は子育てが遅くなる家庭も多く、定年後も子供の学費で
   苦労する人は多いようです。 → 我が家は子育て終了!
 
資金運用をすればよいのですが、
ここには基本 『リスク』 があるので、
運用しても減る場合を想定する必要があると思います。
 → 株は負けっぱなし(笑)!
 
4.延びる寿命の捉え方
何歳まで生きるかが大きな思考ポイントになります。
100歳まで生きられるのが良いのか悪いのか?
 → 長生きすればするほど費用は積算されるので
   その間の貯蓄を大きくする必要があります。
 
 
5.デジタルアーカイブの取り扱い
今書いているこのブログは、自身が死んだ後にどうなるのだろうか?
死ぬ前にすべてのアーカイブを漏れなく消すことは実質無理?
世の中は死んだ人の情報が残っても困りませんが、
いつもでも残ったらどうなるのか? → 分かりませんね!
 
いろいろ考えると死ぬに死ねない?
そんな気分になっている今日この頃です。
 
 
2021年11月26日 20:32