信楽安心院
しがらきあじむ オフィシャルサイト

キャリアコンサルティング研究所
 

生産性改善,業務効率を上げるお手伝い
職場改善と働き方,キャリアを考えるサイト 

  • Title_36
  • Title_37
  • Title_38

HOMEブログページ ≫ セカンドキャリア ≫

ブログページ

60歳定年前に考えた、次へのステップ

211012_University_02B
60歳定年前に考えた、次へのステップ
 
この4月から会社を出されて出向の身となり、独立行政法人で「調査」と言う仕事をやっています。
 
調査ってどんな仕事?
 
あるテーマ(課題)があり、それについての調査報告書を書いて国民に状況を知らしめる、簡単に言うと調べて報告する仕事です。自分で調べるところもあれば、シンクタンクなどに業務委託して、年度末までに調査報告書を書き上げます。
 
この定年前の出向の意味ですが、60歳の体力衰退期もあり、楽な仕事に変えてもらった? 会社で言うとそれなりの配慮あるセカンドキャリアなのかもしれません。
 
今の仕事は会社在職時と違って、お客さんもいないし、期限を切られる厳しい場面でもありません。待機時間も多いし、仮に成果が出なくても何も言われません。
 → 出した成果を正しく評価する機能が無いからです。

気楽な仕事と言えば聞こえはいいのですが、どんなに頑張っても、どんなに手を抜いても同じ評価、給料には全く反映されない仕組みになっています。個人面談も出向先でしてくれるものの、全くの形だけ、それをする方もされる方も分かっているものの分からないふり、これが大人の振る舞いと言ったところでしょうか(苦笑)?
 
 
でも、ちょっと物足りないと言うのが本音です。
 
多くの職場で多くの方が経験していると思いますが、ある年齢になるといきなり仕事を変えられ、個人の能力ややる気に関係なく「引退」を突き付けられます。 → 役職定年と言うこともあります。
 
だいたいの場合、突然の「辞令」で驚かされますが、サラリーマンは辞令で動くことが体に染みついているので文句は言いたくても何もないような顔をして異動を受け入れます。こう言った状況ではあるものの仕事は仕事でそれなりに頑張ってはみますが、やる気を維持できるかと言うとかなり難しい? → モチベーションキープにはそれなりに苦労しています。
 
日本の定年制は年齢差別そのものですが、この背景には「年功序列」と「終身雇用」という日本特有な雇用制度があります。雇用契約を永遠に続けることが無理であるは分かりますが、個人への配慮がもう少しあればと思います。
 
60歳を境にしたセカンドキャリア、会社を出されても、残っても難しい対応を迫られます。どう切り替えるかは思案のしどころです。
 
と言うことで、仕事以外にいろいろとやるべきことを見いだしたく、来年から社会人大学院で勉強し直すことにしました。ちょうどカウンセリングを学びだして10年目、カウンセリング心理学を大学で基本から学び直して次につなげたい、そんな気持ちから8月に受験、4月から受験勉強に注力した結果、10月になんとか合格通知を頂きました。
 → 記憶力も若い時ほどではなく、結構苦労しました(汗)。特に暗記物は辛いですね!
 
仕事だけに多くの時間を割くのではなく、仕事以外のやりたいことを見つけるのは60歳を前にしてもまだまだ遅くないと思っています。80歳で仕事を引退するにしても、あと20年以上あります。やっぱり長いです。
 
 
2021年10月12日 21:15

在宅勤務で引き籠りがちになる怖さ

211006_コロナ禍_01B
在宅勤務で引き籠りがちになる怖さ
 
今月(10月~)になって緊急事態宣言は解除され、コロナ感染者数が何故だか激減している昨今、従来の在宅勤務がどう変わっていくのか? 気になります。とは言え、直近(今月に入ってから)、働き方は大きく変わらず在宅勤務が主のままです。結局は現状を変えたがらない日本の特徴が出ているようです?
 
10月に入っても週二で出勤、在宅率は6割水準が続いています。年度末の一時期で忙しくて毎日出ていた時期もありましたが、在宅中心の生活が早くも1年半続いています。
 
5回目の緊急事態宣言下は感染が著しく広がり、同じ事務所で働く2つ横の方がコロナ感染されたので、ちょっと現実味を帯びて来た危機感から、感染対策を徹底していました。
 → 感染された方も、今は元気に職場復帰
   我々含め、特に気にすることなく一緒にやっているので、
   インフルエンザに近づきつつあるコロナではありますが、
   それでも感染したくない気持ちは強いです。
 
さて、在宅中心の働き方が現在も続き引き籠りがち、最近は人と話をするのもPC経由が当たり前、相手の顔は見えるものの、リアルに人と話す機会が激減しています。この引き籠り状態が続くと怖いのが、人と話すことが苦手になってしまうのではないか? そんな不安感に襲われることです(汗)。
 
 このままだと人と話せなくなる?
 
今の働き方って、公式に認められている引き籠り状態、普通に働ければと願う自分に残された時間は少ない?
 
そう、定年が目の前にあり、

職場の引退が先か、コロナ終息が先か?

結構微妙なところにある自分の立ち位置、
どうなるのでしょうか…
 
2021年10月09日 09:33

高齢者雇用を意義ある労働力にするために!

211001_高齢者雇用_01
意義ある高齢者雇用を考える
 
早いもので今日から10月です。今年も残すところあと3か月になりました。加えて今日から下期、1年の区切りの日になりますので、
昨年であれば新卒採用予定者の内定式への参加でしたが、今年はそういった行事もなく、今日から始まったカウンセリングプログラムでのメンバーで初顔合わせに臨みました。
 
ところで、今日(10/1)の日経新聞にタイムリーな記事が出ており、ちょっと併せて考えてみたいのが高齢者雇用です。
 
日経新聞のコラム(経済教室)には定年延長に基づく課題、いわゆる 「ぶら下がりシニア」 の問題から、40歳からの働き方改革の必要性が議論されています。
 
高齢者雇用(狭義には60歳以上、広義には40歳以上)をどう進めるか?
 → キャリアの変換点となる40歳代からの働き方改革を!
 
<ポイント>
★ 定年制は雇用と年功賃金解消する仕組み
→ 高齢者雇用を問題ある仕組みにしている根幹の解消
★ 同一賃金と解雇の金銭解決ルールが重要
→ 欧州のように勤続年数などを基準とした
  解雇保証金の水準を公的に認める
→ 一部の問題ある社員を円滑に解雇
★ 自ら職種選び技能蓄積しキャリア形成を
→ 会社に丸投げしない自身のキャリア構築ができる仕組み作り
 
このコラムに書かれていることは本質的だとは思いますが、それが現実にできるか否かは別問題です。現状の日本における雇用の仕組みを根底から変える必要があるからです。そう言った局面では常に折衷案が出るのですが、結果として大きな効果が出ないことが一般的なように思います。
 
さて、話を戻してカウンセリングの場における課題についてです。キャリアチェンジ=転職ではないものの、転職の成否はこれまでの日本の雇用体系に引っ張られるところが大きい?
お荷物とさていれる(?)40歳以降の人の業務遂行能力に対する賃金は基本オーバースペックになっており、年齢の増加に従いギャップは広がります。
 → その例外が経営者として新たな役割を所属組織内で掴むこと!
   でも役員に慣れる人なんてほんのひと握り、
   多くの人は年齢に応じて市場価値が下がります(涙)。
 
それが分かっている多くの企業が、あえて40歳以上の転職希望者を受け入れるかです? 残念ながら、多くの場合に否定的です。それが故に転職の年齢の壁が存在し、転職可能時期は35歳前後が限界とされています。
 → 40歳以降の人を採用するには明確な価値が必須!
 
会社にぶら下がる生き方を改めていくためには、40歳以降で年齢に応じた価値を身に付けなければなりません。それができて40歳以降での転職も可能になりますが、そう簡単なことではないことは誰の目にも明らかです。
 
若い人を雇う方が得策だからです。

ところが、その若い人が少なくなっていること、これを女性の活用だけで賄うには数的に十分とは言えず、やっぱりシニアの有効活用が望まれます。
 
そのためにリカレント教育が必要とされ、それを40歳代から始めていく必要があります。
 → 実を結ぶまでにそれなりの期間を要するので!

安泰な雇用、年功賃金・年功序列、終身雇用(←これは既に崩壊?)をいつ改めていくのか、日本における雇用問題の大きな課題が、高齢者雇用と絡んで露呈しているように思われます。
 
 
2021年10月01日 21:19

定年格差

210909_amazon_21_13
定年格差
 (郡山史郎著 / 青春新書インテリジェンス)
 
人生長くなるとこれまでにない悩みが生じます、それが「年齢」
 
アラカン(来年60歳)の小生ですので、ここに書かれていることは
会社における定年前の自身への扱い方からも実感できます。
 
歳をとると、個人の能力や仕事の内容ではなく、
(たいしたことはできていないにしても、笑)
一律年齢で切られてしまいます。
 
年齢を重ねることをこれほどまでに否定的に捉える日本社会
定年延長なんて企業も嫌々やらされているだけ?
 → 法令で決まったからしょうがない、やっているふりをしよう!
それが分かってしまう我々アラカンも辛いですよね?
 
若い人に道を譲ることに異論はないのですが、
とにかくいきなり隅っこに持っていかれてしまうサラリーマンの悲哀
年齢的な処遇にはちょっと満足できないと言うか、
これで生きがいを感じて働きなさいと言うのは、
やっていることと言っていることに大きなギャップがありすぎ?
 → ダブルバインドの具体例ではないか?
 
給料は60歳までは補償するので静かにしておいて!
 
でも、お給料を頂くのであれば、それ相応の仕事をして成果を返すのが当たり前なのに、
多くのシニアがお金だけで黙っていられるかと言えば、そうではないように思います。
 
そんなところまでを鑑みて、筆者は定年後に生じる心理的な側面も含めて
「定年格差」と言う言葉を使っているようです。
 
数少ない定年格差を乗り切った人に共通しているところは、
 
・仕事を選り好みしない
・給料の高さに拘らない
・ワクワクすることを軸にする
 → お金よりやりがい重視、心的側面を重視する生き方  だそうです。 
 
確かにそうなのですが、給料面は最低基準を持たないと
生活にも支障が出るので、それは避けたいところです。
 
定年格差を乗り切る10の条件
 
1.「働く=幸せ」だと認識する
2.過去を捨てる
3.「痛い目」にあう覚悟を持つ
4.「なんでもやります」を口癖にする
5.「好き」「得意」を掘り下げる
6.準備は早ければ早いほど良い
7.コミュニケーションとITのスキルは磨き続ける
8.求人サイト、人材紹介会社をあてにしない
  → これはその通りだと思います、結局は食い物にされるだけ
9.改めてマナーに気を配る
10.働く先を1つに絞らない
 
これからどこまでの覚悟ができるか、気持ちを整理していきたいと思います(苦笑)。
 
 
2021年09月09日 09:57

定年後も仕事を続けるには、結局は出世することか?

210904_SuccesufulAge_2
定年後も仕事を続けるには、結局は出世することか?
 
来週末、突然の60歳定年前面談(死刑宣告?)になりました。面談に臨むにあたり、少し勉強しておこうと、以前に筑波大学の講座で教えて頂いた「高齢者心理学」なるものを再度整理しておこうと思い立ちました(苦笑)。
 
高齢者心理学は、高齢者を対象として、知覚、認知、学習、知能、感情、パーソナリティ、社会関係、臨床等と言った心理学で扱われる概念について研究され、発達心理学の一領域と考えられています。
 
また、発達理論では「発達=生涯過程」と考えることが一般的で、成熟状態ないしそのピークを仮定しないとしていますが、現実的に歳をとることをそういった概念フレームに当てはめることは困難であり、発達理論の一般的な理論的に当てはめるには限界があるので、新しい心理学領域として成り立ってきたと理解しています。
 
一言で言うと、
歳をとった人の成長(=老いる)
発達はするけれど減退が主になるので、
従来理論とは異なり、ちょっと特別に考えよう!
 
歳をとることは、体の衰えによる活動力の低下や病気、経済的には収入が減るので貧困に繋がる場合もあります。昨今の個の重視、核家族化によると孤独や引きこもり等ネガティブな特徴で捉えられる場合も少なくありません。
 
高齢者心理学にはおおざっぱに3つの流れがあるようで、まずは、年寄は田舎に引っ込んで引退する方が良いとする理論です。
 
離脱理論disengagement theory
カミングとヘンリーによって1960年代に提唱されました。
歳をとることは高齢者と社会の相互作用が減少していく過程であり、
高齢者と社会が離れていくことは避けられないことを基本理念として、
高齢者は自らが社会からの離脱を望むとしています(?)。
社会は高齢者が離脱しやすいような仕組みを構築し、
高齢者を楽に離脱させてあげるべきだと説いています。

この理論、歳をとることで弱者たることを決めつけられているようで、あまりしっくりと受け入れられない印象です。

離脱理論に対しては、対抗理論が出ています。

活動理論activity theory: 
ロバート・J・ハヴィガースト(6つの発達課題の提唱者として有名)らによって
1960年代に提唱されています。健康問題などの避けられない理由を除き、
高齢者であっても働く世代と同様な働く欲求は持っており、
高齢者の社会活動からの引退は外側からの撤退勧告であり、
多くの高齢者からが望む現状に反している。
望ましい老後への対応とは、可能な限り現役労働者の活動を維持することで、
仮に退職などで活動を離れなければならない場合は、
代わりの活動を見つけ出すことによって生きる活力を維持すべきものである。

この理論の方がしっくりくるような印象です。どちらが正しいか、当然のごとく論争が起こり、どちらにも認めるところはあるとのことで第三の理論といえる継続性理論に繋がっていきます。


継続性理論continuitytheory: 
Atchleyらが1987年によって提唱された考え方です。
高齢者が過去の経験やこれまでにはたしてきた社会的役割などを
活かすような選択を行い、社会もそれによって安定すると言う考え方です。

<2つの継続性>
内的継続性(internal continuity): 
自己概念、人生観、価値、信念などが他者と区別されており、
その人らしさを形作っている傾向からの継続性

一般の人はこちらだと思います。
残念ながらこの理論からは継続に関わる具体策は見いだしにくいですね?
 → 精神論主体の考え方までしか言っていない?

外的継続性(external continuity): 
社会的役割、活動、立地条件などが構造化されて、
他者とは異なる独自の生活構造やライフスタイルを形作る傾向からの継続性

出世コースに乗った人はこちらのように思います。

他者とは異なる独自の生活構造

地位を勝ち取れれば外的要因による活動の継続が保証される、平たく言えば、会社や役所に役員として居残りが許され、給料もポジションも継続され老後の安泰に繋がる、と言うことですね!

老後の生活安泰、結局は出世して自身で勝ち取りなさいと、そんなメッセージが裏にある理論体系のように感じてしまいました。

出世できないその他大勢の一般サラリーマンはどうすべきか、ここを具体的にどう導いてくれるか、そんな理論が欲しいところです(苦笑)。

 
2021年09月04日 11:48

「どうでもいい仕事」で悩まされる皆さんへ!

210830_amazon_21_12
「どうでもいい仕事」で悩まされる皆さんへ!
 
今日(8/30)の日経新聞 Opinion には素晴らしいコラム記事が出ていました。
頭を殴られたような印象で、核心を得た指摘だったことから
これまでのもやもや感が薄らいだ印象です。
今日はどうでもいい仕事に関わらざるを得ない悩める人たちに
処方箋を提供できる可能性を感じています。
 
「どうでもいい仕事」の放逐(ほうちく、追い払うこと)を
 
このテーマを研究している原著は
ブルシット・ジョブ / クソどうでもいい仕事の理論
  ( David Graeber著 / 岩波書店)
 
今までいろいろと悩まされていた自分自身への言葉だと直感的に思いました。
本書がこれまでの悩みに答えてくれるように思い、アマゾンで即購入しました。
 → 従ってまだこの書籍は読んでいません。明日入手予定!
 
さて、今日の日経コラムに何が描かれていたかと言うと、
まずは「ブルショット・ジョブ(どうでもいい仕事)」の
存在が明らかにしています。→ やっぱりあったんだ!
 
どうでもいい仕事とは下記のように定義されています。
おそらく多くの方がやらされ感満載で携わっているのではないでしょうか?
 
1 フランキー(取り巻き): 誰かを偉そうに見せるための取り巻き
ドアマンや受付係、政治家(首相官邸周辺は特に)の周りにいっぱいいますね!

2 グーン(脅し屋): 雇用主のために他人を脅したり欺いたりする脅し屋
ロビイストや企業の顧問弁護士、最近はいませんが総会屋なんかもその部類?

3 ダクト・テーパー(尻ぬぐい):誰かの欠陥を取り繕う尻拭い
バグだらけのコードを修復するプログラマー、
みずほ銀行のシステム障害はまさにこの部類だと思います!
最後は中小企業に丸投げのシステム開発はまさにこの部分が関わる?
 
4 ボックス・ティッカー(書類穴埋め人):誰も読まないドキュメントを永遠に作る
組織がやってもいないことをやっていると主張するために書類を作るだけの仕事
誰も読まないプレゼン資料や報告書などの書類を作ることが業務のシンクタンク

5 タスクマスター(ブルシット・ジョブ量産人):人へ仕事を振り分けるだけの仕事
一部の中間管理職、コロナ禍でその範囲は広がったと言われています。

 
表面的な対処のみでこれら問題を放任してきた日本では
働く人の「活力」、「熱意」、「没頭」が低く、
日本企業の活力低下に繋がっているとの指摘です。
 
根底にある労働力低下の原因のひとつは
 
働く人の心の問題を放置してきたから
 
まさにその通りだと思いました。
 
ですが不思議なことに、どうでもいい仕事の給料水準は業務負荷の割に高く、
エッセンシャルワーカーよりも厚遇されています。
働かずして収入が得られることは、経済的には恵まれていると言え、
一見望ましいことのように感じられますが、ここには心理学的な論点が無く、
それを加味した見解は下記です。
 
意味のない仕事は、その仕事に従事する人を惨めな気持ちにさせ、
時には脳に損傷を起こすほどのダメージを与えるそうです。
心理学には「意味構成主義」と言う考え方があります。
 
人は何らかの意味を深掘りする存在
 
仕事において普通に考えると、
人はそこに何らかの意味を求めているはずなので
ブルシット・ジョブに関わると言うことは、
人から仕事をする意味を奪う精神的暴力だとも言えるようです。
 
その処方箋は、詳細には著書をお読みいただきたいのですが、
「ブルショット・ジョブ(どうでもいい仕事)」を減らし(無くなれば理想)
意味の実感できる仕事を増やすことであり、
論説委員はこれを働き方改革の本丸と言っておられます。
書かれていることの何から何まで、まさにその通りだと納得しています。
 
 
仮にですが、どうでもいい仕事で悩まされている方がいれば、
一緒に語り合いたい、そんな気分です!
 
 
2021年08月30日 10:00

お荷物にならない歳の重ね方

210811_StrategicLearning_1
セカンドキャリアの道のりは遠く果てしない(涙)?
 
今月に入っての日経新聞 「優しい経済学」、取り上げるのは 高齢者の就業と課題 です。
自身も翌年に迫る還暦を前にして、我こととして読んでいます。
身につまされる切実な内容だと思っています。
 → 還暦以降の働き方をどうするか、真剣に考える時期になりました!
 
特にインパクトがあったのは月曜日(8/9)の記載内容
 
 高齢者雇用に必要なことは
  仕事と役割を明確に伝えること
 
これは何を言っているかですが、
 
 高年齢者の役割や仕事が不明瞭であること を指します。
 
会社側の主張を簡単にまとめると、定年後の再雇用は国の義務でしたけれど
特に頼みたい仕事があるわけではなく、何を頼めばよいのかわからず放置、
その結果として成果が出ない老齢雇用者が増えるので
単なるコスト増になってしまう。→ 企業として老齢者雇用は後ろ向き?
 
働く老齢者側の主張はこうです。
会社に雇ってもらったものの、やるべき仕事も不明確で
 
 何をすればいいのかが分からない? けれど、
 → とりあえず時間を潰しておこう…
 
これを見ている職場の人たちは、
 
 何あの人、仕事せずに給料泥棒?
 → 職場のモチベーションが下がります、
   やる気ない人が足を引っ張る、やる気がなくなる!
 
どちらがどう悪いのか、これはよく分からないのですが、
 
<会社の本音>
とりあえず国に言われたから雇用延長は仕方ない、
実状よりも体裁、法令順守は徹底する。
世間的な評判が下がらないように言われたことはやる、でもそこまで。
あとは現場の問題は現場任せ、体裁重視の会社中枢部門の姿勢堅持!
 
<雇用側の本音>
給料が下がってもとりあえず残れるのであれば残留選択
家にいるだけでは暇だしやることもない、
仕事が無くても会社にいるだけで収入確保の道を選ぶのが賢明。
明確な仕事を与えないのは会社が悪い!
 
現場での実態を考えずに制度ばかりが先に走るとこう言った現実的な問題が起こり、
日本のものつくり現場の生産性はどんどん下がります。
おまけに残業禁止、有給休暇取得も義務、
効率は下がって且つ実働労働時間も減っているように思えます。
 
これでまともに海外と闘える生産性が確保できるのかと言えば、疑問を持たざるを得ないですね!
国は制度を作って義務を果たした感が満載、あとは企業任せでアフターフォローなし、
日本政策の特徴的なところ!
 
今日(8/11)の記載によると、高齢者労働者(65歳以上)率が13%を越えている現在、
このままでいいとは思えない現実ですがどうすればいいのか?
 
これに対しては個人個人が自己責任で考え(制度に頼らない)、
積極的にかかわっていくセカンドキャリアを構築する、
そのためには自分の専門性を高めて周りに認めてもらい
積極的に使ってもらえるような環境を老齢雇用者自身が作っていく、
この気持ちが重要だと思っています。
 
 自身も定年以降に職に就けるようにと奮起しています。
  → 基本理念、定年延長は選択しないつもり!
 
 
2021年08月11日 10:31

ホンダの英断、アラカン世代はどうすべきか?

210806_NSX_01
早期退職とセットでNSXの生産終了も!
 
今日(8/6)の日経新聞、実にショッキングな記事に驚きを隠せません。
 
 ホンダ早期退職2000人超 → 当初の想定1000人を大幅に上回る
  世代交代推進 EV・自動運転シフト
 
現在のホンダ業績はそれほど悪くないので、
今回の希望退職は将来への布石、
世代交代への必要性からだと思います。
 
世代交代、これは避けられない経営判断ですが、
その際に譲る側のアラカン世代にとっては
なかなか厳しい現実を突きつけられている、
これが複雑な心境にならざるを得ないところです(汗)。
 
今回の希望退職対象者は 55~64歳
退職金上乗せは破格の3年分の賃金上乗せ(最大)
厚い配慮がなされているものの、
仕事を取り上げられるアラカン世代の我々にとっては
寂しさがこみ上げてきます(涙)。頑張っていてもNGですから。
 → 50代後半になるとメーカー在職者は必然的に切られる時代、
   これが今の自分と重なってしまいます。
   → 年功序列で定年まで働ける時代は既に終わっており、
自身の居場所は自分で見つける、多くの方が経験している通りです。
先のある仕事(現場)は若い人に譲るということ。
 
我々アラカン世代は、次のミッションを見つけるべく、
自走するしかない、そんな苦しい心境です(汗)。
 
これに先立ち、エンジン車の生産を近々終了、
EV車にシフトしていくことを明言しているホンダは、
2016年8月に復活させた2代目NSXの生産停止も発表しています。
 
<ホンダサイトより(2021/8/3)>
今回新たに投入するNSX Type Sは、
今までのNSXを超えることを目指し、
パフォーマンスとデザインを追求した、
2代目NSX最後のモデルとなります。
 
https://www.honda.co.jp/news/2021/4210803.html
 
地球温暖化への施策、次の世代にきれいな地球を引き継ぐためにも
ガソリンを使ったエンジン車を減らし、
CO2を出さない配慮は今からやっても遅いくらいですので、
社会的視点からは賛同ですが、ひとりの人間としては辛い選択、
まさに社会的ジレンマそのものだと思っています。
 
ただ、やらなければいけない、
自身の損得より大事なことだと認識しています!
 
 
2021年08月06日 10:12

リエゾンシニア、皆さんの会社で活用できていますか?

210709_Rieson_00
リエゾンシニア、皆さんの会社で活用できていますか?
 
今日(7/9)の日経新聞 私見卓見 からです。
 
 「つなぐシニア」が日本を元気に
 
コラムを書いた池口武志氏が所長を務める定年後研究所の調査結果によると
大手企業の人事部担当者や中高年へのインタビューの結果
 
 シニアが必要不可欠な人材として頼りにされている!
  → 「リエゾンシニア を見いだした!」 とあります。
  → リエゾンシニア は ネット検索にかからない新語のようです?
 
リエゾンとはフランス語で「橋渡し・つなぐ」意味があるとのことで、
シニアの役割として、繋ぐ業務をやっている方々をリエゾンシニアと呼ぶようです。
これが大手企業で注目されていると言うのですが、
 
本当でしょうか?
 
(高齢の社員狙いで)ガンガンにリストラしている企業
  → 早期退職制度で無理やり辞めさせる強硬策も

 会社に残れたとしても年齢とともに肩たたきされているサラリーマンの現実、やりがいが与えられていない?
 → 若い人に道を譲るのは当然ですが、そこには尊厳の気持ちが無いと
   人道的な視点から人と人との関係性が維持できなくなるように思います。
 
このコラム、書かれていることは理想的なのですが、見ているところがちょっと表面だけすぎないか?
自分もその年代に差し掛かり、本当に会社に必要とされているかと思うに、
 
自身のスキルの低さもあるとは思いますが、お世辞にも重宝されているとの印象はないですね?
 → シニアはお荷物(?)的な扱いのように感じています。
   ある面しょうがないとは思っています(笑)。諦めですね。
 
 企業規模に依るのかもしれませんが、大手に勤めている人で
 やりがいを持って働けている人は、出世街道を爆走している
 ほんの一部の方だけ(100人に一人はいないレベル)のように思えます。
 
さて、シニア側の視点からの意見です。
若い人が使いやすいシニアになるのであれば何の問題もありません。
そうではない、シニア前(~50歳)の管理職にどう思われるか、
ほんとはここが全てのように思っています。
 
人との相性は結構当たりはずれがあって、中身が無くて「好印象」だけで部長になった人や、 
本当の意味で部長職しかできないような人が上司に来ると、
やっていくシニアの視点からは辛いものがあるように思います。
 → 管理職に使いにくいと思われる前に
お互いに相手に頭を下げる気持ちになれない?
たいがいの方々はそれを表に出さずに大人の振る舞いです。
 
年齢は関係なくて、若いから頭を下げたくないのではなく、
頭を下げるには、それだけの 「人としての器」 を見たいですよね。
そんな方は全くいないわけではないのですが、それほど多くもないように思います(涙)。
なので、多くのシニア、特に優秀な方は元居た職場に残らず
どこかほかの居場所を求めて異動します。
残るのはそれができない、お荷物的なシニアになってしまい、

人事の本音は、
 
 「こんなにたくさんのシニアを65歳まで食わせなければならない(汗)」
 
 「経費ばかりかかって成果が出ない…」
 
そんな言葉に変わっていくわけです。
悪いのはどっちかではなく、お互い様なのでしょうが、
リアゾンシニアを実践できている方が大企業でどの程度いるのか、
実態調査でお示しいただきたいように思いました。
 
シニアにも やりがい、生きがい、達成感を実感できる職場、そうなるとリアゾンシニアとしての意味が見いだせる、
ただ今はそこまで来ていないのでは?
 
 そんな感想を持ったコラム記事でした。
 
 
2021年07月09日 15:05

アラカンにして考える自身の終活

210531_LifeTerm_1
アラカンにして考える自身の終活
 
今日(5/31)は月末、早いもので明日から6月です。
月末になると、必ず朝一に日経新聞を取りに行って、
 
 来月の「私の履歴書」、どなたが執筆されるのか?
  → 6月はTOTOの元社長さんのようですね。
 
これを楽しみにして早30年近く経過しました。
月日の経つのも早いもので、社会人になってからしばらくは朝日新聞でしたが、
ただこれではちょっと情報量に乏しいこともあり、
何年目だったか? 日経新聞に変えて読みだしたのは20代後半
それから30年近く読んでいることに驚きを感じています。
 
日経新聞で長年楽しみに読んでいるのは 「私の履歴書」
これは日経新聞の方に言わせると、「偉い人の自慢話」 だそうですが、
凡人からすると、著名人がどうしてそこまで有名になったのか、
成功者の成功体験には興味が出る、そんな印象で読み続けています。
 
ここで取り上げられる方々は人生の成功者、
いわゆる成功できなかった大勢の方々からすると亜流の亜流であり、
50代後半で肩たたきをされる多くの中高年世代にとっては
生き方の参考にはならないようには思います(笑)。でも読みたい!
 
6月の執筆は 女優の 吉行和子さん
彼女のお母さんが 「あぐりさん(NHK朝の連続テレビ小説のモデル)」、
お父さんとお兄さんは作家、お兄さんの吉行淳之介さんは芥川賞を受賞されており、
妹さん理恵も芥川賞を受賞されている凄いご家族であることは、
私の履歴書を読むまでは知りませんでした(驚)。
 → どこの世界にも凄いご一家はおられるものです。
 
さて、今日の吉行さんの最終執筆テーマは
 
     終活
 
ご親族すべてが亡くなり、お母さま、妹さんの遺品整理をするとともに
自身の断捨離も進めておられるとのことで、
お子さんがおられないが故の自身の後始末を
念入りに進めておられることに少し じ~ん としました。
 
我が身を振り返るに、息子はあてにならないとして、
娘がいるので自身と家内の後始末はしてくれるとは思いますが、
できるだけ迷惑が掛からないようにと思っています。
 
60歳を前にして、残された平均余命を調べると
あと22年程度と見積もれます。
ただ、生きていればいいと言うものではなく、
健康寿命となると13年程度と意外に短くなります。
 
 この期間をどう過ごしていくのか?
 
できる限り家内や娘に迷惑をかけないように
早く死ぬのは問題ありませんが(ピンピンコロリが理想)、
平均寿命以上に長生きする場合は、健康留意を含め
それなりの準備が必要だと感じています。
 
 人生100年時代が良いのか悪いのか?
 
                   ですね!
 
 
2021年05月31日 20:47