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『エンゲージメント』という取り組み

309-shinrin
人口減の昨今で必要な組織づくりの進め方

今日(6/19)の日経新聞からです.

 中小企業 脱・新卒頼み 大卒確保困難一段と
  定着しやすい組織に

企業の求人倍率

従業員数300人未満:8.62倍
全体平均:1.83倍

学生に人気の大手企業の求人倍率(0.3倍程度)を加味するともう少し赤裸々な現状が浮かび出るように思います.

大手が通年採用に移行すると,採用に人出とコストがかけられない準大手から中小企業の採用は現状よりも苦しくなることは自明,結論として採用の方針を変えるしかないと言うことでしょう!

新卒 → 第二新卒 → 中途採用 → シニア採用

加えて業界別の離職率,サービス業を中心に早期離職者が増加,転職にも追い風が吹いており,より給与水準が高い業種に人が流れており,中小企業でも人の取り合いが具現化していると言う事実もあります.

 組織作りを採用に頼らない業務形態に

フリーランスの活用,シニア顧問の活用も含め,人口減の昨今で業務をどう切り盛りしていくか,これまでにない組織づくりの工夫が必要だと思います.

  社員の仕事へのやる気度を高める
   → 採用も大事だけれど,離職防止は更に重要!

日本は 熱意溢れる社員の割合:6%
不満をまき散らす社員:24%
やる気のない社員:70%

米国は 熱意溢れる社員の割合:32%

『エンゲージメント』 という取り組みが注目されているそうです.

会社への愛着心ややる気をみえる化し,離職防止や生産性向上につなげる取り組みであり,給与や福利厚生面の充実だけでは,このエンゲージメントは高まらないそうです.人のこころの部分に問いかけて共感を生む,仕事を好きになってもらう必要があると思います.こうなってくると,大手も人集めに苦しむ時代が早々にやってくるように思います.


 
2019年06月19日 06:57

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