大学・短大学生の山梨県内就職率は減少傾向
今日(7/18)の山梨日日新聞からです.
9大学・短大 2年連続減少
山梨県内8大学 + 横浜市立大学
山梨大学,山梨県立大学,山梨学院大学,身延山大学
山梨英和大学,大月短大,山梨学院短大,帝京学園短大
2015年度:34.3%
2016年度:35.0%
2017年度:32.8%
2018年度:30.1%
山梨県に就職する学生の割合が減少モードにあり,当初目標に掲げていた 40.5% は厳しいとのことです.
山梨大学の就職担当者は
『景気回復で,条件がいい首都圏の企業に流れる傾向が高まっている!』
と分析しています. → 非常に当たり前のコメント?
結局は,山梨県内に割の良い仕事が少ないことが,学生が県内残留を決意しない原因のようです.
→ 給料が高い,やってみたい,興味をそそる
でもそれだけでしょうか?
結局は学生の興味を惹く活動が県内企業にできていないことが敗因で,企業側採用活動の気持ちが十分でないように思います.
→ じり貧の際に,他社と同じことをやっている会社であれば,人が寄ってこないのは当たり前ですね?
でも,今日の山梨日日新聞にはこんな記事も,寂しい限りです.
参院選やまなし 暮らしの現場から
若者流出 高齢化 活動に限界
集落存続 地域だけでは...
市川三郷町から集落が消滅しそうである嘆きが出ています.
→ 10年前と比較して人口減:▲24.2%
山梨県に限った話ではありませんが,過疎地はスーパーもない,病院もない,生活が十分にできる環境が整わず,ヒトが住みにくくなっています.若い人の目が向かないのは当然の結果と言えます.本気で学生に県内残留を促したいのであれば,行政も絡む具体的な施策を早々に打つ必要があると思います.
即効薬は仕事を増やすことですが,それがなかなか難しく,割のいい仕事が少ない山梨県内,そんな印象がぬぐえていなことも問題かもしれません?
2019年07月18日 06:30
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