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東京工業大学の新たな学生支援

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ファースト・ジェネレーションを考える!
 
昨晩(8/26)の日経新聞夕刊からです.
 
 学歴の固定化に一石
  東京工業大学 両親が非大卒の学生に奨学金
 
ファースト・ジェネレーション:両親が大学を卒業しておらず,自分の世代で初めて大学に行く人を指す.
 → 自分自身もそれに該当します.
 
大卒同士の夫婦は子供を大学に行かせたい希望が強く,対して非大卒の家庭はその希望がそれほど強くない.大卒の子は大卒という学歴の再編成が起きている. → 経済学で言う学歴の格差と呼ばれるものです.
 
非大卒の生涯賃金は大卒に比較して低くなる傾向が一般的で,学歴が固定化されると経済的な格差や政治的な分断に繋がり,ファースト・ジェネレーションへの支援を広げることで,社会格差を少しでも和らげる必要があるという主張です.
 
ただ,最近では大学を卒業しても生活が安泰するわけではなく,ファースト・ジェネレーション支援が格差を狭めるとは言い切れませんが,やらないよりやった方がいい?
 
ここに挙げられている東京工業大学の取り組みは,国内トップクラスの大学がやっていることに意味があると思います.
 → 対象枠は20名,毎月5万円を6年間,計360万円
   条件:両親ともに非大卒であること!
 
東工大は女性や地方出身者にも積極的に支援の手を広げる活動をしているそうです.
 
「いろいろな環境で育った人を増やしたい!」
 
血を混ぜていくことが組織の活性化につながります.マンネリ化を打破する取り組みとして評価できると思います.
 
 
2019年08月27日 06:34

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