甲府駅前の山交百貨店閉店が物語る雇用問題
今日(9/29)の山梨日日新聞からです.
山交百貨店 営業65年 明日(9/30)閉店
JR甲府駅南口にある山交百貨店が明日(9/30)閉店です.駅前の一等地,それも百貨店丸ごとが空き店舗になるのは,今の山梨県の経済状況を物語っているように思えます.
更に深刻なのが雇用問題です.
従業員 大半が再就職先未定
正社員35名,パート従業員76名で,100人から再就職支援の依頼が来ている
産業雇用センター山梨事業所が言うには,再就職先が決まっているのは数人とのことです.
『今より条件に合った就職先を探している段階,
これから再就職が本格化する.希望に沿った支援を続けていく.』
ハローワークにはスーパーや大手小売り(おそらくイオン昭和)等から,山交百貨店に退職者の紹介を求める相談があるそうですが,
やっぱり決まらないのは,採る方にも意向が,採られる方にも希望があり,
これがマッチングしないのだと思います.
雇用延長の再雇用マッチングのように,採りたくない人でも採らなければならない会社の場合とは異なり,いざ高齢者を採るとなると,なかなか好条件を提示できる企業は少ない?
採用を希望する側も,土日が休みで残業無し,有給休暇が取り易くて...
それではなかなか決まらないのはしょうがないように思いますが,それにしても本当に人手不足なのか,首をひねってしまいます.日曜日の山日新聞,求人のチラシがたくさんの職を提供していますが,毎週のこの求人って,いったい何なのだろうか?
今の日本の働く側と企業のミスマッチ,ギャップは大きくなる一方のように思えます(汗).
2019年09月29日 06:58
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