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小売り業界のリストラ加速

191011_Restructure_01
スーパー,百貨店,セブン&アイのリストラ施策断行
 
今日(10/11)の日経新聞からです.
 
セブン&アイ,3,000人削減
  22年度末まで 百貨店・スーパーの2割 そごう・西武 5店閉鎖
 
閉鎖される予定の店舗は,
 
そごう・西武:5店舗閉鎖,2店舗縮小
 西武岡崎(愛知県),西武大津(滋賀県),そごう西神(兵庫県),
 そごう徳島(徳島県) → 2020年8月閉鎖
 そごう川口(埼玉県) → 2021年2月閉鎖
 西武秋田(秋田県),西武福井(福井県) → 2021年2月に店舗縮小
 
イトーヨーカ堂は33店舗を整備対象とする.
 → 2022年度末までにグループ企業を含めた他社への譲渡や閉店などの対応を検討するそうです.
 
セブンイレブンの統廃合も進めるそうで,2019年度下期からの閉店や移転が実施されるそうです.
 
ここまで大規模にリストラ画筆世になった背景には,ネット社会の予想以上の発展があるわけです.
 
 『競争環境の変化にもう少し早く気付けばよかった!』
 
恐らく気付いていたと思います.問題は変化を受け入れる体制に変える行動が起こせなかった? 具体的な活動に繋げられなかったことが原因だったと思います.とりあえず今のままで行けるところまでやろうと言った勝ちパターンの継承が一番楽なので,ヒトは変われないものだと思います.特にその時成功していた経営者は変われません.過去の栄光を引っ張るのが常でしょう.
 
 『総合スーパーという業態がもはや世間に必要とされていない!』
 
アマゾンが台頭した段階でそれは分かったはずです.あのウォルマートですら苦しんでいたわけですから,ネット社会でのニーズ変化は実例もあり,予想できたはずですが,それができないのが勝ち組の弱点,イノベーションのジレンマなのだと思います.
 
それにしても,セブンHDが買収した案件すべてが閉鎖になってしまうようでは何のための買収,事業拡張だったのか?企業経営が簡単ではないことも証明されたように思いました.
 
 
2019年10月11日 06:55

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