その取り組み,こころに響いていますか?
今日(11/22)の山梨日日新聞からです.
県内就職 先輩と語る(都内で24日)
山梨県学生のU・Iターン促す
都内(新宿)で講演会が開かれるようで
『先輩と語るやまなしでの仕事と暮らし』
山梨県は首都圏の44校と協定を締結しており,その一環で学生のU・Iターン促す活動を展開しています.今回の講演会もその一環,初めての試みでもあります.この背景には,県外大学に出て行った学生の多くが戻ってこない現実があるからです.
→ 都会は魅力的,若い人が求めるものがたくさんある?
山梨県が2018年3月に卒業した山梨県内出身学生のU・ターン就職率を調べた結果
26.5%(2割台が長く継続,2011年~)
これに対して,山梨県労政雇用課はコメントしています.
『山梨での生活を選んだ先輩の生の声を聴き,
山梨で働く魅力を知って,具体的なイメージを持ってほしい!』
ただ,この活動がどの程度効果があるかはなんとも言えません.公務員になる,実家の家業を継ぐ等が目的であれば,山梨県内に戻って仕事を考えることができるのですが,多くの場合,学生は会社に就職するので,仕事の数ややりたいことを選べる環境が無くてはなりませんが,そんな学生を魅了する企業や仕事があるかです? 押し付けてもうまくいくものではないでしょうね!
山梨県が産官学連携で職環境の充実に取り組み,学生に魅力的な職環境を作っていかなければなりませんが,それができていない(一致団結感を感じない),案外ドライな立ち位置で多くの県民が静観しているように感じています.
受け側の学生は案外しっかり観察しています.表面的な活動でなく,学生の心を動かす活動になってこそ,初めて効果が出て来るように思っています.
その活動,学生のこころに響いていますか?
2019年11月22日 06:51
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