第二の人生、伝えるという仕事
通勤電車で昨日(3/9)の日経新聞を読み返していると
→ タブレットなので1週間分ストックできるので、まとめ読みしています。
とってもいい記事があったので紹介したいと思います。
川崎フロンターレの中村憲剛さんのスポーツコラムからです。
ご存知の通り、中村さんはこの年末、長年所属していた
川崎フロンターレンの現役を引退、第二の人生を歩まれています。
そこで求められているのは 「伝えるという仕事」 ですね。
サッカー選手がサッカー解説の仕事をすることは
一見自然のように見えなくはありませんが、
やはり全く違う仕事をすることだと思います。
サッカー選手がサッカーで自分を表現することから、
他のサッカー選手、サッカーの試合が表現するところを
第三者に伝える、サッカーという視点からは主役だった過去から
脇役に回るとも言える役割の変化です。
その仕事の切り替えも大変だと思いますが、
求められている仕事でのミッションを中村さんが
明確に掴んでいることが素晴らしいと思いました。
それは、伝えるということに対する自分の立ち位置、
何を求められているかをしっかり理解できていることで、
さすが一流選手の認知レベルは高いと思います。
テレビのコメントには時間制約があること、
試合中は短い言葉で目の前の事象を説明する。
番組を結ぶ総括コメントは20秒、
この限られた時間で最大の成果を求められるとあります。
→ 最大の成果を求められる点は現役時代と同じ!
中村さんに限らず、人生には必ず転換点があります。
自身を鑑みるに、60歳を前にした今がまさにそのタイミングかな?
若い人にバトンタッチすること、
若い人たちに仕事を伝えることが求められています。
伝えるという仕事がシニアになってのひとつのセカンドキャリアではないか、
そんなことを感じている昨今です!
2021年03月10日 21:29
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