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終活の勧め、エンディングノート

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終活の勧め、エンディングノート
 
大学院での講義、生涯発達臨床心理学で『就活』を取り上げており、ご専門とされる方から高齢者救急の話を伺いました。なんと、大変驚いたこととして、東京23区では毎日24名以上の方が孤独死されていること、そして悲しい最後に遭遇される方が少なくないそうです。
 
その議論の中で話題に出てきたのが『エンディングノート』です。高齢になるとあれば望ましい、いろいろな意味で苦しまずに済む、それは本人であり家族であることを教えて頂きました。
 
小生も還暦を過ぎましたので、死ぬこともそれほど遠い未来ではなくなってきたので、真剣に講義を聴いていて、思いが変わってきました。

 そろそろエンディングノートを考えてみようか?

 
エンディングノートを書く意味はどこにあるのか、まずは自身が救急医療の段階にある場合から考えます。
 
仮にリアルな救急医療の場にお世話になったとして、現実的にはその時には意思表示はできないので、一般的なルールに従って処置が行われます。何らかの希望があるのであれば、そうなってからは手遅れになることが多いとされます。
 → 希望があっても言うことができないと言うことです。
   これをエンディングノートに記載、意志表示すると言うことです。
 
例えば、延命処置を受けたくないと希望していても、何らかの証拠がない限り延命処置は実行されます。家族がその旨伝えたとしても延命処理を停止するには、停止するに値する証拠が必要になり、証拠が無い場合は処置を辞めることができません。処置を辞めることは重要な判断となり、処置をする側の場当たり的な判断はできないわけです。
→ 判断を間違うと、処置を止めることが殺人罪に相当します。
 
その他にも死後に検体を希望した方は、その旨を書いておくと希望通りの配慮がなされます。
 
エンディングノートは救急医療の場で処置をされる人が自分の意見を言えなくなった状態で意思表示をするための大切な証拠になるとのことです。

死ぬ際にも、事前の準備がとても重要だと言うことです。

 
さて、エンディングノートはたくさんの商品が売られており、ランキング上位のものはかなり充実しています。
 
ハッピーライフ エンディングノート
 
いろいろな自治体でも無料配布されているようです。
 
エンディングノートを無料配布で入手する方法
 
無料でPDFダウンロードできるサイトがあります。
 
無料ダウンロードできるエンディングノート12
 
エンディングノート書く時期としては70歳まで、これ以降はいつなんどき問題が発生するかは分かりませんので、手遅れにならないように準備しておきたいと思います。
 
 
2022年12月07日 09:49

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