日本崩壊は会計年度任用職員制度から始まっている!

朝(2/17)のNHKニュースの特集で、公務員の悲惨な実態が取り上げられていました。ここで議論されていた話は本当の話です。
日本の国が滅びていく現状はこの 会計年度任用職員制度 によると言っても過言ではないと思います。
→ 令和2年4月1日導入
何が問題かと言えば、多々あります。
・単純に予算がないから多くの非正規公務員がクビになった。
・ボーナスを支給する建て前、財政がパンクするので給与に調整が入った。
→ 給与を減らしてボーナス枠を作ったので、結局収入水準は上がらない。
原資ありきの見かけ上のボーナス増は給与減して対処。
・大半の非正規職員はパートタイム、会計年度任用職員になったので昇給なし。
・会計年度任用職員は任期が最長で1年間しかなく、「毎年クビ」と同じ。
実際にやっておられる方が周りにたくさんいるので、悲惨な声を生々しく聴いています。実状もよく分かり、本当に悲惨な働き方です。
→ 正規職員と非正規職員の間に大きな壁が存在しています!
そこで最も大きな問題との認識は、雇用が不安定で、給与水準が上がらない非正規雇用の会計年度任用職員に実務を丸投げしている国の業務実態です。
→ やる気が出るはずのない労働条件、
権限はなく責任だけを非正規職員に押し付けている
毎年年度末に不安を抱える人にいい仕事ができるのか?
→ 長期に安心して働ける環境つくりが大前提ではないか?
また、3年ごとにローテーションされる正規雇用職員は業務がほとんど理解できないど素人ばかりで、彼らが業務権限をすべて握ることで的外れな業務指示が多発しています。
国の施策のほとんどは、こんなでたらめな現場で行われている(現実は空回り?)ので、国会議員が予算を確保したと言っても
現実的に実務にまで繋がっていない現場は、業務が全く回っていないと言えます。これが日本の行政実状だと思います。
→ 教育現場におけるスクールカウンセラーが
制度としてうまく機能していないのも
この制度によるものと考えています。
時給換算の日雇い仕事に若い人が将来を見越した仕事ができるか?
国の施策をしっかり回す仕組みを一から作り直す必要がある、そう強く感じた今朝のNHKニュースでした!
2023年02月17日 20:23
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