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太陽光パネルの景観問題、好事例の見学

230505_米倉山_04
太陽光パネルが8万枚、米倉山発電所を見学
 
甲府自宅からクルマで30分程度、国内最大級(10MW)のメガソーラ発電の米倉山(こめくらやま)発電所に行ってきました。

山梨県が敷地を提供、東京電力が建設し、維持管理・保守を担当、産官の連携でできた施設は平成24年1月から運転されており、現在に至ります。見学は自由にできるようです。
 
このメガソーラ発電所の特徴、パネルが一般的なSiではなくCIS(Cu,In,Se)薄膜化合物が用いられています。ガラスの上に薄膜を製膜して半導体を作ります。旧昭和シェルの技術で、現在は出光が管轄管理しています。純日本製でしたが、中国との価格競争に敗北!、2022年に事業撤退しています。
 
この太陽光発電所は景観問題が無いとされるので注目されていることもあり、見学に行ってきました。
 
ゆめソーラー館やまなしは入館料無料です。

ここでは発電所の概要説明~太陽光発電の原理等、ガイドなしで本発電所の基本を学ぶことができます。ただ、一般向けではないので、訪問当日(5/5)は貸し切り状態でした(笑)。

まずは敷地(12.5Ha)内での景観を確認、とにかく広さに圧倒され、パネル自体の景観の違和感なし(パネル数は8万枚)、よく見るとフェンスが景観を意識したブラウンに統一されています。それで目立ちにくいのです。

発電を最大にするために通常はパネル角度を30度程度にしますが、米倉山発電所では10度と浅めに設定、これによって発電総量は減りますが、陰による重なりを防ぐことができ設置面積を小さくできる(コスト削減)、近景の圧迫感が無くなることと、風圧の影響を小さく出来ます。
 
施行は置き基礎方式、こういったちょっとした工夫でイニシャルコストを抑えることができます。パワコン(直流交流変換器、明電舎製)は集中型、現在主流の分散型(故障時のダメージが少なく、ランニングコストが抑えられる)ではありませんが、平成24年当時のメガソーラーでは一般的なシステム採用です。
 
施設外からの中景も特に違和感ない景観でした。パネルの周辺は広大な農地、至る処には畑があります。農地と太陽光パネルが一体化しているのですが、違和感のない景観と思いました。

最後に遠景、これは施設外から見えないようになっており、遠景による景観の問題が起こらないように設置されています。実によくできた景観配慮だと思いました。

ひとつ気になったことはパネルがひどく汚れていたこと、表面に砂(?)黒いパネルが黄色く見えます。パネルを年一で良いので洗浄すれば発電効率がかなり改善できるのですが、そこまではできていないようです。洗浄費用は発電量で元が取れると思います。パネル洗浄専門の業者さんもおられますし、パネル洗浄設備もあるので使えばいいのにと思うものの、予算が取れていないんでしょうね?
 
連休を活用した個人勉強会でした(笑)。




 
2023年05月07日 10:52

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