ビジネスモデル vs. 経営理論
早稲田大学在学中の恩師である井上達彦教授と,早稲田大学ビジネススクールのホープである入山章栄教授,このお二人の対談が2回に渡り,東洋経済オンラインに掲載されています.非常に興味深い内容で,ご紹介したいと思います.
<1回目>
日本と「世界の経営学」がこんなにも違う理由
「大学で教える経営学」は本当に役に立つのか
→ 何故日本が経営学の分野で遅れを取り戻せないのか?
https://toyokeizai.net/articles/-/346557?display=b
<2回目>
世界の経営理論に「ビジネスモデル」がない理由
持続的繁栄には「センスメイキング」が不可欠
→ 入山教授著書,p.416『センスメイキング理論』に詳述
https://toyokeizai.net/articles/-/346559
実学重視でビジネスモデルを社会に役立てたいとの思いが強い井上教授と,理論重視での汎用性から広い分野に貢献を目指す入山教授,一見方向性が違うように思えましたが,対談をよく読むと実は違う方法ですが,同じ方向を目指しているような印象を持ちました.
要は役立つ経営学としての社会貢献です.意識レベルの高いお二人にはついていけていませんが,少しでも知識を吸収したいと思いますね!
井上教授の著書 『ゼロからつくるビジネスモデル』 → 516ページ
入山教授の著書 『世界標準の経営理論』 → 820ページ
共に名著です.読む価値あります!
2020年05月20日 20:25