甲府駅前再開発のココリ,集客に苦戦続く!
今日(8/8)の山梨日日新聞からです.甲府駅前の再開発ビル『ココリ』で閉店が続いています.
ココリの書店『未来屋書店』 18日閉店
イオン管理,飽き4店舗に
閉店の理由は売り上げの減少,回復が見込めないとのこと.ココリは駅前再開発の起爆剤として,2010年(平成22年)10月22日に全面オープンしました.開発の事業主体は「甲府紅梅地区市街地再開発組合」,事業費約107億円のうち約47億円を国や県、市からの補助金で捻出しています.
ただ,行政の掛け声とは連動することなく,オープン当時にも1階の3区画が埋まらないまま,程なくして客足が遠のき(多くの予想通りに),1ヶ月が経過した11月には早くも撤退店舗が現れています.その後も集客が進まず,横内県知事時代には敵対し合っていたイオンに救済を求め(県知事が変わったことが大きい!),今の形になっていますが,その後も店舗の撤退が続いています.空き店舗が目立つ寂しい商業施設になっています.
→ いつ行ってもガラガラ,見るべきものが無いです.
場所はいいので,駅前駐車場として使われるのが存在価値を示している唯一の特徴かと?
今回の未来屋書店の閉店で空き店舗は4つ,今後の新たな展開が見込めない現状は,甲府駅前衰退の象徴のように見えます.
似たような話として,甲府駅前特当地の山梨交通百貨店がこの9月末で閉店があり,場所が良くても人は来ないのが今の甲府駅前の特徴,簡単に言うとみるべきものが無いので人は足を運ばない? → 箱もの依存の再開発は効果を成さない証拠でもあります.
あのさびれ感からどんどん人が離れていく負の連鎖,これをどう改善できるか,これまでにない斬新な発想が無ければだめでしょうね!
昭和のイオンは賑わっているんですけどね~
2019年08月08日 20:55