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買えないけれど,毎年恒例の新型 iPhone 発表会

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毎年恒例の新型 iPhone 発表会
 
今日(9/12)の日経新聞からです.
 
 アップル,体力勝負へ
  スマホ・動画,価格で競う
 
以前のような凄い注目度が無くなりつつある,毎年この時期恒例の新型 iPhone 発表会!
 
注目の iPhone 11は iPhone XRの後継機種,価格を抑えた戦略(▲$50)がこれまでと違うところで,それでも$699とそれなりのお値段です. →  昨年11月にXRに変えたところで,しばらくはこれで十分! 余談ですが,XRの下取り価格は最大¥38,200とありました.
 
 下手な写真を撮るのが更に難しくなりました! → やっぱり,下手なんだ(笑)
 
確かに新機種に乗り換えたい気持ちはあるけれど,毎回思うのは,買い替え時の大きな課題である端末内部情報の書き換え,うまく移行出来ないアプリが必ず出て来るし,写真もクラウドに登録されている分は既に容量オーバーで,端末写真は捨てざるを得ない? それ以上クラウドにアップするには追加料金が必要です.ただ,そこまでして取っておくほど大事な写真が一体何枚あるのか?
 
上位機種は 11Pro, 11ProMax
 
価格帯はPCを大きく上回る,この価格体が当たり前になってしまった? でも欲しい人は買うのでしょうね?
 
今読みだしている 『The One Device』,インターネットの普及が世界を変えたわけで,その一端を携帯端末であるスマホが変えたことも間違いない! 特に iPhone の発明はそれを具体化した根幹技術です.
 
この iPhone が発明されたのが2007年,12年の月日が流れ,来るところまで来た印象ですが進化は止まりません.これから斬新な機能を盛り込むことは更に難しくなります.『人の飽き』との闘いが激しくなります.
 
それにしても価格の高さは驚きであるものの,それを多くの人が購入することも驚きです!
 →  魅力ある商品なのですね!
 
 
2019年09月12日 07:41

弱点を補ってもらえる相棒をもとう!

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武器になるペアリング,弱点を補ってもらえる相棒はこころ強い!
 
今日(9/11)の日経新聞,私の履歴書からです.今月(2019/9)は日本における経営学のパイオニア,野中郁次郎先生です.経営学を少しでもかじったことがある人は,知らない人がいないくらい著名な方です.小生の経営学の恩師はすべて影響を受けている,そんな小生からすると雲の上の人だと言えますね!
 
今日のコラムでは,米国(カリフォルニアのサンタバーバラ)でのMBA課程における奮戦記録が綴られています.米国のMBAは学位取得がとても大変であることは良く知られており,特に日本人はつたない英語で苦戦しますので,高度な学習内容に加えての更なるハンディーがあります.野中先生は英語が堪能とのことでしたが,英語ではやはり苦労され,講義内容のすべてを書きとれなかったそうです.その時考えたのが 『ペアリング』 でした.
 
優れた相棒を持って,互いの弱点を補償しあうやり方,その相棒が優れていればいるほど自身も強くなるし,相棒の力も相補的に上がります.教えることは最強の学習方法であるとも言われています.
 
野中先生の相棒はかなり優秀な方だったようで,『最良の相手』と表現されています.このペアリングは学者としての基本姿勢でもあると述べられています.
 
人間一人の力ではやはり限界があります.良く言われることは,5人までのチームを編成する,それも志を同じくするメンバーで仕事をシェアすることで,効率が上がりやすいと言われています.
 
ただ,人数が多すぎると怠ける人が出て来るし(大きい組織の常),少人数でもやる気のない人が入ってしまうと崩れてしまいます.メンバーは厳選する必要があります.そして最も大事なことは 『信頼関係』 だと思います.このメンバーは絶対に自分を裏切らないと思えないと,今の仕事に注力して,全力で取り組めないわけです. → これが案外難しく,仮面をかぶる人を見抜くのは大変?
 
そこにも良い人間関係の構築が必須で,5人もの大多数で信頼関係を完璧に構築するのは至難の業,ここで出て来るのが唯一の人,『親友』と呼ばれる存在です.学生時代や結婚するまではそういった関係の人がいたように思いますが,家庭を持ってしまうとどうしてもその関係継続が難しい,家族中心になるのが常です.例えば,毎年集まっていた学生時代の親しい友人たちとの会合も,今は途切れてしまっています(転勤や海外赴任,個人個人の諸事情).信頼関係の構築も難しいことですが,それを継続することは更に難しいと痛感しています.
 
勉強が得意だったとは言えない息子が大学を4年で卒業できたことも,このペアリングだったように思っています(笑).
 
 
2019年09月11日 06:56

お客ごころを揺さぶる,進化する住宅展示場のショールーム

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お客ごころを揺さぶる,進化する住宅展示場のショールーム
 
めちゃくちゃ久しぶり,昨日(9/8),住宅展示場に足を運びました.大阪の自宅が昨年の台風と地震で補修が必要になっていました.改装工事着工が12月中旬とまだ先だとは思いつつ,月日が経つのは早いもので,そろそろ仕様を決めていかなければなりません!
 
ちょっと高くつきますが,改装工事を住友不動産にお願いして,新築そっくりさんを使うことにしました.
 
午前中パナソニック,午後はLIXILに2時間ずつ,改築予定の大阪自宅の内装仕様決めに家内と言ってきました.
 → 住友不動産立ち合いでの詳細仕様を決める1日でした!
   出てきた見積もりとプランに対して,施主である我々夫婦が,
   選ぶ仕組み,内装は9月中には確定すると思います.
 
とは言え,決めるのは家内で小生はそれを横で聴いているだけ,
下手に口を挟むと後が怖いので,家内に決めてもらいます.
 
今回の内装改築はキッチンと浴室,洗面とリビングです.パナソニックとLIXILで2社に見積もりを作ってもらいます.感触として,パナソニックが良かったかな?新築そっくりさん向け標準仕様が2社に対して契約で決まっているので,その中から選ぶのですが,それ以外のオプションを選ぶこともできます.ただし価格がアップしてしまうので可能な限り標準仕様で選ぶようにしていますが,良いものと並べられてしまうといい方に目が行きます.
 
なかなかうまい戦略で,今日選んだ結果が価格と一緒に出て来る仕組みです.ここまで来てしまうともう後には引かせない,そんな住友不動産のお客心を揺さぶるうまい戦略に,家内はまんまと引っ掛かり,終日楽しそうに仕様決めをしていました(汗).
 
お客にいかに楽しんでもらうか,本当に良く考えられた商売だと感心しました.実際に横で見ているだけの小生も楽しかったので(笑)あとは価格を抑えるためにどう調整していくか?改築の打ち合わせは話がはずみます,価格が出るまでは...
 
 
2019年09月09日 06:55

かえってつらい,休みが少ないと警告が出る昨今?

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かえってつらい,休みが少ないと警告が出る昨今?
 
今日(9/6),嫌なメールが来てしまいました.
 
有給消化が少ないので取得するようにと人事部から2回目の通達です.とは言え,これでも今年は5日も取得しているので,例年以上に取っているつもりでした. → 前回(5/28)は3日では少ないと,今回(9/6)は5日では少ないと?

インフルエンザに罹った以外で,こんなに休んだことがないくらいお休みをいただいていたつもりでしたが,会社からすれば休みが少なすぎるとの指導,自身の感覚がずれてきているのでしょうか?
 
あえて休む必要もないので休んでいないのですが,人事部曰く,なたが休まないと部下が休みにくいとのことで,模範になれと書いてあります(苦笑).今の小生の働き方は会社の模範にはならないとのことで,指導を受けている現状に戸惑っています.
 
少し前(5年以上前?),めちゃくちゃ忙しい前の職場で,責任感が強く一生懸命仕事をしていた人が何人かいて,年間の有給取得がゼロだったことがありました.勿論,休むなとは言っていないので,本人の自主的な判断,これに対してよく頑張ったねと,年度末の日に自腹で『皆勤賞』の表彰(金一封)をしてあげたら,翌日人事部に呼ばれてこっぴどく怒られました.
 
 『休みたい人が休みにくくなる行動は慎むように!』
 
勿論これも,別に休んでいる人を否定しているわけではないけれど,そんな風に捉えてあえて人事部に告げ口する人がいたことが結構ショックでした! 休みたい人は休めばいいし,それをダメとは言ったことはないのに,休まない方が悪いみたいに言われる?
 
仕事感は人それぞれ,休むか休まないかの裁量権くらいは欲しい...
 
 それを,休みを従来以上に採ることが今の流れ やら
 
 休まない方が悪い と言い合いするよりも
 
自分のスタイルで働かせてほしい,そう切に願っている昨今です.
 → 勿論口には出しませんが,文章にはしていますね(笑)
休みは採ればいい,別に休んでいない人がいても休む人は休みます.休暇の取得は個人裁量,それでいいんじゃないかと思っていますが,人事部の指導はあまりにも一面的過ぎて悲しさを感じています.

 仕事をしている方が気分が充実する仕事人間,
 こういった人たちへの配慮は今のところ議論されていないようですね?

 
 
2019年09月06日 12:51

出世とは,上司へのゴマスリ,数字(成果),周りからの信頼,この3つで決まる!

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人事と出世の方程式(永井隆著 / 日経プレミアムシリーズ)
 
出世の必達3要件,上司へのゴマスリ,成果,周りからの信頼
 
この書籍は2008年出版とかなり前に書かれていますが,何故小生は手にすることが無かったのか,今さらながら BOOK OFF に感謝します.新宿で時間潰しをするとき,よくBOOK OFF で立ち寄り,100円新書を物色します(経費節約).その時に偶然見つけました.パラパラとめくって,冒頭に書かれている一言がとても印象的でした.
 
経営破綻した旧千代田生命 不動産部管理課長 新田隆範氏 の言葉です.
 
『出世とは,上司へのゴマスリ,数字(成果),周りからの信頼,この3つで決まる。
 どれが書けてもダメ。仮に上司の判断が間違っていても,

 自分が権力を把握するまでは決して逆らってはいけない。
 それでも自分は数字を出し,かつ,同僚や部下など周囲から信頼を得る。』
 
更に付け加えて,
 
『上司に正論を吐いたら出世はできないが,上司が経営判断を誤ると会社は潰れてしまう。』
 
サラリーマンを長年やった人であれば,まさに的確な表現だと思うでしょう!上司がどんなに大きな経営判断の間違いをしたとしても助言すると反感をかう,であれば会社が潰れようと反感を買わないようにする,それでも陰ではベストを尽くすみたいな感じでしょうか?
 
自身が今まさに感じていることそのものが書かれているので,表現が的確過ぎて正直驚いています(笑).
 
 
2019年09月05日 06:36

インターンシップ型の就活が本格化

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就活がインターンシップに直結する傾向強まる!
 
今日(9/4)の山梨日日新聞の全面広告(26面)からです.
 
 今シーズンは早い イベント11月からスタート!
  山日YBS企業ガイダンス2021
 
現段階で就活の対象学生が2021年3月卒に移行,今の4年生は終わりとの判断を下している企業側の意向が見えます.先日(8/22)の企業ガイダンスでYBSの就活イベント担当の方とお話しした際,これまでのやり方では学生を集めるのは年々難しくなっているとのこと.特に知名度が高いとは言えない規模の小さい企業では新卒採用は不可能に近くなっているようです. → 学生はどうしても大手指向が根強い!

 
そこで効果が出るのが 『インターンシップ』 からの学生勧誘,本来はインターンシップと就活を兼ねてはいけないと指導されており,理想論では切り離すべきとありますが,実態はそうはいかない? 欧米では長期(1か月程度)のインターンシップは当たり前で,インターンシップの感触から最終的な就職先としての行き先を決めることは普通です.

日本では政府や機関の指導がちょっと偏り過ぎて,ルールはできるけれど結局誰も守らない? 今回のインターンシップ主体の就活が広がっていることもそんな不整合を具体的に示しているように感じています.
 
娘の就活も決め手はインターンシップでした.目指す会社での実体験はやっぱり必要だと思います.
 → ミスマッチ,リアリティーギャップの緩和に有効!

山梨の就活はそういった流れなので,良い変化だと思っています!


 
 
2019年09月04日 06:50

気分を切り替えるちょっとした工夫!

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ちょっとした出来事で気分を切り替える!
 
  歳を重ねるうちに仕事依存から脱皮しなければならない!
 
日本人男性の多くは仕事依存度が高いと言われています.ただ,歳をとると仕事の中核から外される場合が多く,仕事が変わったことで屍のようになる人が少なくないと,テレビでどこかの住職さんが言っていました.
 
 それは確かに実感するところです!
 
定年後の生き方を考えると,仕事からの卒業が必要なのかもしれません.仕事を2番目,3番目の優先度に落として,何を優先するか,新たな視点が必要かもしれません.
 
 自身の結論として,仕事以外に楽しみを見つける必要があります.
 
と言うことで,直近予定されている楽しみを書き出してみました.
 
・森高千里ンコンサート(10月に昭和女子大講堂)
・劇団四季の山梨講演 → エビータ (10月)
・年末の『スターウォーズ』新作(12月に県内映画館)
・娘の卒業式(来年3月,絶対に行きます!)
 
新聞やネットの情報から,来年1月9日にアリスのコンサートがあるそうで,なんとしてもチケットをゲットする必要があります! これも競争心を煽る楽しみです! → 闘争心!

竹内まりやのライブコンサートが久方ぶりにあるそうです.
 → 39年ぶりだそうです!
来年の4月にライブハウス,大阪と東京限定で,このチケットを取ることは至難の業でしょうか?
 
さて,話は変わって,家内も気を使ってくれる昨今,何故か甲斐善光寺でお土産物を物色してプレゼント? 武田信玄の手ぬぐいと数珠を買ってきてくれました. → 数珠は2割引きだったことが購入の理由だそうです!

仕事以外に楽しみを見つけようといろいろやっているのですが,無意識ではないものの,意識することなく,ちょっとした楽しみを積み重ねることもひとつの気分切り替えになることに最近気づきました!
 
 武田信玄の手ぬぐいを眺めつつ,唸っています(笑).
 
数珠にはこう書かれていました.
 
 果断の気性に富み,難事も意図せぬ良きところがあるも,
 半面,我意強く為に運気取り損なう事あり.
 強情,短気を慎めば,晩年は恵まれる運命にある.
 自我を抑えれば,受福開運必定.
 
当たっている(汗)?
 
2019年09月03日 07:37

経験代謝での 『意味の実現』

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経験代謝での 『意味の実現』
 
3年ぶりにキャリアコンサルタント養成講座を受講しています.
 → 受講生ではなく,講座の運営スタッフとして参画
 
昨日(9/1)の講座では 『経験代謝』 の説明がありました.受講生にとってはすべてが新しい話ばかりですが,JCDA会員での活動を展開している我々にとっては変更点が気になるところで,経験代謝も進化しています.
 
ご存知の方も多いと思いますが,経験代謝の概念が導入されたのが2009年と意外に最近で,提唱者のJCDA立野会長が執筆されている『経験代謝によるカウンセリング』では我々が受講生として講座で教えていただいたものから変化している部分があります.
 
それが 意味の実現 の部分
 
なかなか文章では書ききれないのですが,これまでの『経験の再現』 からその経験に基づく自己概念に対して,『意味の出現』 を抽出,そこから意味を良い形として実現し,自身のより良いキャリア成長のための 『意味の実現』 とする,具体的な活動に繋げるイメージでしょうか,新たな矢印が1本追加されています.教科書の修正は次のバージョンだそうですが,レジメでは新たな表現に改定,立野会長の著書を反映する形に進化しています.この図はしっくりきます.
 
その他にもポイントはいくつかあり,立野会長の著書では図の特徴として 『人』 と 『経験』 が分離されていることを以前受講した研究会で立野会長からご説明いただきました.
 → 主観の客観視(それを経験を材料に具現化,難しい?)
この点については,講師からの説明はありませんでした.
 → いきなりは難しいので,養成講座では割愛しているのかもしれません?
 
常に進化し続ける理論体系は,学び続ける必要があることを改めて実感させていただけます.
ほんとうに,勉強になります!
 
2019年09月02日 06:55

3回目のキャリアコンサルタント養成講座がスタート!

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3回目のキャリアコンサルタント養成講座がスタート!
 
昨日(8/31)から始まった,国家試験受験資格を得るためのキャリアコンサルタント養成講座に3回目の参加となりました.
 
最初が2015年 → 資格取得のため
2回目が2016年 → 神戸クラスの運営スタッフ
3回目の今回 2019年 → 甲府クラスの運営スタッフ
 
初日のスタッフ業務はかなりハードです.会場設営やら,受講生の受付,講座担当講師との当日の段取り,その他いろいろと想定外のハプニングがどうしても起こります.事前にマニュアルを読んでいきはするものの,会場に行かないとわからないことが結構多いので,ハラハラドキドキでの初日でした.
 
運よく,大きなトラブルなく初日を終え,これから2日目の講座に臨みます.今回の参加目的は変わりゆく厚労省のキャリア支援体制の取り組みを肌身で感じ取ることです.特に 『セルフ・キャリアドック』 なる新たな取り組みが本格的にスタート,講師の指導がどう変わっているか? これを確認したいと言うのが目的のひとつです.
 
今日(9/1)2日目の講義は 『経験代謝』, 講師の方がどんな教え方をするのか,興味津々です!勿論,スタッフは受講生ではないので,受講生の快適な講義環境の構築を最優先に考えています.
 
今日も18:30までの長丁場,受講生の皆さんと一緒に頑張って講義に臨みたいとお思っています(笑)!
2019年09月01日 07:33

東京工業大学の新たな学生支援

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ファースト・ジェネレーションを考える!
 
昨晩(8/26)の日経新聞夕刊からです.
 
 学歴の固定化に一石
  東京工業大学 両親が非大卒の学生に奨学金
 
ファースト・ジェネレーション:両親が大学を卒業しておらず,自分の世代で初めて大学に行く人を指す.
 → 自分自身もそれに該当します.
 
大卒同士の夫婦は子供を大学に行かせたい希望が強く,対して非大卒の家庭はその希望がそれほど強くない.大卒の子は大卒という学歴の再編成が起きている. → 経済学で言う学歴の格差と呼ばれるものです.
 
非大卒の生涯賃金は大卒に比較して低くなる傾向が一般的で,学歴が固定化されると経済的な格差や政治的な分断に繋がり,ファースト・ジェネレーションへの支援を広げることで,社会格差を少しでも和らげる必要があるという主張です.
 
ただ,最近では大学を卒業しても生活が安泰するわけではなく,ファースト・ジェネレーション支援が格差を狭めるとは言い切れませんが,やらないよりやった方がいい?
 
ここに挙げられている東京工業大学の取り組みは,国内トップクラスの大学がやっていることに意味があると思います.
 → 対象枠は20名,毎月5万円を6年間,計360万円
   条件:両親ともに非大卒であること!
 
東工大は女性や地方出身者にも積極的に支援の手を広げる活動をしているそうです.
 
「いろいろな環境で育った人を増やしたい!」
 
血を混ぜていくことが組織の活性化につながります.マンネリ化を打破する取り組みとして評価できると思います.
 
 
2019年08月27日 06:34